今までの道とこれからの道。
1 法学部卒エンジニア
冷静に人生を振り返ってみると、今になって自分自身の状況がようやく理解できるような気がする。法学部を出てから人生を迷っていただけの人間が、何を血迷ったか30歳から技術者になろうとして、10年間もやはり人生を迷っていただけのような気がする。
最初は情報処理技術者の資格を頼りに、その後は電気技術者の資格を頼りに、挙句の果てには数学の勉強が高じて、数学の教員免許取得を目指すことになった。
アラフォーになってから、理系出身の人々と張り合うべく大学数学を勉強したりしている。
2 情報科学の大学
よくよく考えてみると、僕が通信制の科目等履修生として学んでいる大学は、その名が示す通り情報科学の大学だ。・北海道情報大学通信教育部
僕はもともと情報処理の方面から技術者を目指していたから、奇遇といえば奇遇だ。
情報科学が専門の大学で学べば、同じ数学を学ぶとしても、数学科や物理学科で純粋数学を研究したり、物理数学を駆使したりする人々とは違うと思われるし、実際、情報科学を専攻している人々がよく使う数学の分野というのもあるだろう。
一体僕はどんな数学を研究して究めるべきなのだろうか。
情報処理技術者の道でもなく、電気技術者の道でもなく、今はただ数学を勉強して、何を究めることができると言うのだろうか。
3 支離滅裂かありふれたストーリーか
何だか支離滅裂な人生を歩んでいるようで、今のところそれなりにありがちなストーリーとして語れるような人生の流れではある。過去の流れをそれなりに整理できたとしても、それでもやはり先のことは分からない。
今後どのように生きていくべきか、今もなお迷いの真っ只中にある。
霧が晴れてもまだ進むべき道を確信できないでいる。