『東三河今昔【創作】物語集(36)【安東ミキ編】』第6章
昔の恋人・安東ミキの娘を誘拐した悪の組織・サソリの残党を、東三河の霊能探偵が退治するの巻 第6章 愛の行方 神谷が必殺技を繰り出した。 「東三河のみんな!ちょこっとずつ、私に精気を分けてくれぇええ!!」 ブゥウウウーーーーンッ!!!ズッバァアアアーーーーンッ!!! 神谷の放った精気玉がサソリーナを直撃した。 「こっ・・・こんなものっ!・・・こんなものぉおお!!・・・」 ドッカァアアアーーーーンッ!!!! 「グゥワァアアアーーーー!!!」 精気玉をくらったサソリーナは、燃え尽きて灰となってしまった。 物陰で様子を見ていたミキは、愛を車に乗せて走り出した。それに気が付いた神谷は、ミキに向かって叫んだ。 「ミキ!待ってくれ!!戻ってきてくれ!!!」 ミキは運転席のサイドウィンドウを下げて、神谷に向かって絶叫した。 「あなたは私を裏切った!!」 神谷は驚いて言った。 「シズカのことか!?あれは、たった一度の過ちなんだ!!」 ミキは冷たい表情で言い放った。 「あれは浮気じゃない・・・あなたは本気だった!私には分かるの!!」 ミキは車を急発進させ、そのまま走り去った。神谷は茫然と、ミキの車が見えなくなるまで立ち尽くしていた。 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(36)【安東ミキ編】』目次に戻る。