『東三河今昔【創作】物語集(32)【佐藤レイ編】』第6章
珍宝堂のイベントにニューハーフの友人・佐藤レイと参加した霊能探偵が、マッドサイエンティストの生き様を目撃するの巻 第6章 性魔獣・ヘンリー 巨大な魔獣と化したヘンリーを見た参加者は、右往左往して逃げ惑った。 ヘンリーの御珍珍からは、濃硫酸が吹き出している。神谷は悲しそうな顔で言った。 「なんて愚かなことを。ヘンリーはすでに、自分の体を性魔獣に改造していたのか。」 レイが神谷に言った。 「今度こそ、霊能探偵・神谷の出番よ!早くあの魔獣をやっつけてっ!!」 神谷は氷結魔法を唱えた。 「狂気の科学者よ!頭を冷やせっ!!」 ヘンリーの体が足元から氷結していく。やがて全身がカチカチに凍ってしまった。 珍宝堂専務の加藤は、涙を流しながらつぶやいた。 「ヘンリー君。君ほどの男が、なぜこんなことを・・・」 レイも悲しそうな表情で言った。 「なんだか、かわいそう・・・」 神谷はレイに言った。 「彼は自分の人生を犠牲にしてでも、研究を完成させたかったのでしょう。」 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(32)【佐藤レイ編】』目次に戻る。