3-3 債務は財政的クッションである。
PAPER MONEY CHRISTOPHER A. SIMS http://sims.princeton.edu/yftp/PaperMoney/PaperMoneyAER.pdf 下記の文章は、上記のクリストファー・シムズ氏の論文『紙幣』の「3-3 債務は財政的クッションである。」の原文を、英語から日本語に翻訳したものです。 下記の文章を、原文のライセンス(クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)に従い、同様のライセンス(クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)により公開します。 I translated PAPER MONEY, CHRISTOPHER A. SIMS, III.3. Debt as a fiscal cushion. into Japanese. This document is licensed under the Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 Unported License. 3-3 債務は財政的クッションである。 Barro (1979)は、債務を減じるための重い初期課税は、債務が減じた後、より低い将来の死荷重の現在価値によって相殺されないので、歪んだ税制が存在する場合、公的債務を急いで清算することが最適とは言えないことを、単純で定式化されたモデルによって示した。 その代わり、彼のモデルでは、債務と税収は、$E_t b_{t+1} = b_t, \; E_t \tau_{t+1} = \tau_t$のように、マルチンゲール過程に最適に従う(ここでは、$\tau$は総税収を意味する)。 彼の枠組みでは、$\tau$は$b$の増加を伴って増加する。 LucasとStokey (1983)は、政府が偶発債務を発行できるとき、現在の債務の水準を参照することなしに、税金を設定することが実際に最適であることを示した。 Chari、Christiano、そしてKehoe (1994)は、金融政策は、インフレを決定することにより、債務に対する収益における適切な偶発を生み出すことができることを示した。 私の論文 (2001)では、これらの洞察がBarroの定式化された枠組...