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R7年度第2回高認化学基礎大問5解説

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大問5【アジサイの花色の研究】  花子さんは、梅雨の時期に庭を眺めていて、アジサイの花(がく)色の違いについて興味をもち、探究活動を行うことにした。 なお、アジサイの品種はホンアジサイなどの一般的なものであった。 問1~問4に答えよ。  花子さんがアジサイの花色について調べてみると、アントシアニン系色素が含まれていることがわかった。 アントシアニン系色素は、ブドウや紫キャベツの色にも関係していて、水溶液のpHによって、青色や淡桃(ピンク)色などの色を示す物質である。 そこで、水溶液の液性とpHの関係について詳しく調べることにした。 問1【水溶液の液性とpHの関係】  水溶液の液性とpHの関係を表したものとして、最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ・①である。  花子さんは、アントシアニン系色素の色がpHの値で変化することについて理解を深めるために、紫キャベツを使って次のような実験を行った。 1 紫キャベツの色素をアルコールで抽出すると淡紫色の液体になり、この液体を色素液とした。 2 pHの値が異なる5種類の水溶液に色素液をそれぞれ加えた。 3 pHの値と色素液を加えた水溶液の色の関係は、次のとおりであった。  $\mathrm{pH} = 1$:赤色、$\mathrm{pH} = 4$:紫色、$\mathrm{pH} = 7$:青色、$\mathrm{pH} = 10$:緑色、$\mathrm{pH} = 13$:黄色 問2【水道水のpH】  水道水に色素液を加えたときの色として、最も適当なものはどれか。 ・青色  花子さんがさらに調べてみると、アジサイの花色の変化は紫キャベツと異なることがわかった。 アジサイの花色は、アルミニウムイオンが多く含まれている土壌のpHの値で変化し、水分量が十分にあるとき、酸性土壌では青色に、中性から塩基性土壌では淡桃(ピンク)色に変わることがわかった。 なお、花子さんの庭の土壌は、アルミニウムイオンと水分量が十分にあることも調査済みである。 問3【アルミニウムイオンの化学式】  アルミニウムイオンを化学式で表したとき、正しいものはどれか。 ・$\mathrm{Al}^{3+}$ 問4【庭にまくと土壌が酸性になる物質】  花子さんは、庭にあるアジサイの花色を全て青色にしたいと考えた。 庭にまくと土壌が酸性になる物質...

R7年度第2回高認化学基礎大問4解説

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大問4【化学反応】 問1【ブレンステッド・ローリーの定義】  アンモニア$\mathrm{NH}_3$に関する次の文の空欄に当てはまる記述の組合せとして正しいものはどれか。  アンモニアは水溶液中で、次のように電離している。 このとき、ブレンステッド・ローリーの定義によると、アンモニアは水素イオン$\mathrm{H}^+$を1個【受け取る】ため、【塩基】に分類される。 また、【酸】の価数は【1価】である。  $\mathrm{NH}_3 + \mathrm{H_2O} \rightleftarrows \mathrm{NH_4}^+ + \mathrm{OH}^-$ 問2【塩酸$\mathrm{HCl}$のpH】  0.010mol/Lの塩酸$\mathrm{HCl}$(電離度は1.0とする)のpHとして正しいものはどれか。 ただし、次の表は25℃での水素イオン濃度$[\mathrm{H}^+]$とpHの値の関係を表したものである。 ・2である。 問3【硫黄原子$\mathrm{S}$の酸化数の変化】  次の化学反応式で表される酸化還元反応で、下線をつけた硫黄原子$\mathrm{S}$の反応前と反応後の酸化数の変化として正しいものはどれか。  $\mathrm{H_2S} + \mathrm{SO}_2 \longrightarrow 3\mathrm{S} + 2\mathrm{H_2O}$ ・$-2 \to 0$ 問4【金属のイオン化列】  次の文および図中のA~Cは、亜鉛$\mathrm{Zn}$、銅$\mathrm{Cu}$、銀$\mathrm{Ag}$のいずれかである。 A~Cに適する金属の組合せとして正しいものはどれか。 [金属のイオン化列]  $\mathrm{Li} > \mathrm{K} > \mathrm{Ca} > \mathrm{Na} > \mathrm{Mg} > \mathrm{Al} > \mathrm{Zn} > \mathrm{Fe} > \mathrm{Ni} > \mathrm{Sn} > \mathrm{Pb} > (\mathrm{H}_2) > \mathrm{Cu} > \mathrm{Hg} > \mathrm{Ag} >...

R7年度第2回高認化学基礎大問3解説

大問3【物質量と化学反応式】 問1【アセチレン$\mathrm{C_2H_2}$の完全燃焼の化学反応式】  次の化学反応式はアセチレン$\mathrm{C_2H_2}$の完全燃焼を表している。 ( ア )、( イ )に当てはまる係数の組合せとして正しいものはどれか。  $2\mathrm{C_2H_2} + 5\mathrm{O}_2 \longrightarrow (\text{ア})\mathrm{CO}_2 + (\text{イ})\mathrm{H_2O}$ ・ア:4、イ:2 問2【気体の分子量】  気体の分子量の大きさから、その気体が空気より軽いか重いかを判断することができる。 空気の平均分子量を29としたとき、次の5種類の気体で作ったシャボン玉のうち、空気中で上昇するものとして最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ただし、シャボン玉の膜は、質量を無視でき、気体を通さないものとする。 原子量は$\mathrm{H} = 1.0, \mathrm{C} = 12, \mathrm{O} = 16, \mathrm{Cl} = 35.5, \mathrm{Ar} = 40$とする。 ① 塩素$\mathrm{Cl}_2$:$35.5 \times 2 = 71$ ② プロパン$\mathrm{C_3H_8}$:$12 \times 3 + 1 \times 8 = 36 + 8 = 44$ ③ アルゴン$\mathrm{Ar}$:$40$ ④ メタン$\mathrm{CH}_4$:$12 + 1 \times 4 = 16$ ⑤ 二酸化炭素$\mathrm{CO}_2$ :$12 + 16 \times 2 = 12 + 32 = 44$ ・④である。 問3【炭酸カルシウム$\mathrm{CaCO}_3$と塩酸$\mathrm{HCl}$の反応】  炭酸カルシウム$\mathrm{CaCO}_3$と塩酸$\mathrm{HCl}$が反応すると、塩化カルシウムと水、二酸化炭素が生成し、化学反応式は次のようになる。  $\mathrm{CaCO}_3 + 2\mathrm{HCl} \longrightarrow \mathrm{CaCl}_2 + \mathrm{H_2O} + \mathrm{CO}_2$ 100gの炭酸カルシウムに十分な...

R7年度第2回高認化学基礎大問2解説

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大問1【物質と化学結合】 問1【イオン結合物質の組成式】  3価の陽イオン$\mathrm{A}^{3+}$と2価の陰イオン$\mathrm{X}^{2-}$の組合せでできる物質の組成式として正しいものはどれか。 ・$\mathrm{A_2X_3}$ 問2【二酸化炭素の電子式】  二酸化炭素の電子式を表したものとして最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ・③である。 問3【極性分子と無極性分子】  分子は、構成する原子の種類や分子の形によって、極性分子か無極性分子かが決まる。 次の図は、電気陰性度の異なる原子a~eからなる分子を模式的に表している。 極性分子として正しいものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ・②である。 問4【ダイヤモンド、塩化ナトリウム、アルミニウムの結晶の性質】  次の記述は、ダイヤモンド、塩化ナトリウム、アルミニウムの結晶の性質に関するものである。 記述中の物質A~Cの組合せとして最も適当なものはどれか。 ・A、B、Cのうち、固体の状態で電気をよく通すものはAである。 ・AとBは水に溶けないが、Cは水に溶ける。 ・Bは非常に硬い。 A:アルミニウム、B:ダイヤモンド、C:塩化ナトリウム ・ 令和7年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

令和7年度第2回高認化学基礎過去問解説

大問1 【化学と人間生活、物質の構成粒子】 大問2 【物質と化学結合】 大問3 【物質量と化学反応式】 大問4 【化学反応】 大問5 【会話(アジサイの花色の研究)】 ・ 高等学校卒業程度認定試験(高認)化学基礎過去問解説に戻る。

R7年度第2回高認化学基礎大問1解説

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大問1【化学と人間生活、物質の構成粒子】 問1【食塩水の蒸留】  次の図は食塩水に含まれる物質を分離する操作を示している。 この操作に関する記述として正しいものはどれか。 下の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① 図のような,物質を分離する操作をクロマトグラフィーという。(×) ② 図の装置では,温度による溶解度の違いを利用して物質を分離している。(×) ③ 温度計Aの位置は,先端がフラスコ内の液中に浸かるようにする。(×) ④ 器具Bには,図のアの側から冷却水を流し入れる。(×) ⑤ 図の装置で,食塩水の分離を行うと液体Cとして水が得られる。(○) 問2【原子を構成する粒子】  原子を構成する粒子に関する次のA~Cの記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。 A:原子に含まれる陽子の数と電子の数は等しい。(○) B:陽子は負の電荷をもち,電子は正の電荷をもつ。(×) C:電子の質量は,陽子や中性子の質量に比べて小さい。(○) 問3【粒子の熱運動と物質の三態】  粒子の熱運動や物質の三態について述べた文として最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① 高温になるほど粒子の熱運動が激しくなる。(○) ② 液体の粒子の熱運動は,固体の粒子の熱運動より穏やかである。(×) ③ 固体の粒子は規則的に並んでおり,振動などの熱運動はしていない。(×) ④ 固体が直接気体になることはない。(×) ⑤ 気体の粒子が熱運動によって自然に拡散することはない。(×) 問4【貴ガス(希ガス)原子の電子配置】  次のア~オの図は、さまざまな原子の電子配置を模式的に示したものである。 貴ガス(希ガス)の原子の組合せとして正しいものはどれか。 ・アとエである。 ・ 令和7年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R7年度第1回高認化学基礎大問5解説

大問5【会話(ほうれん草の成分の分析)】  次の文は、ほうれん草の色や成分についての会話である。 問1~問4に答えよ。 鈴木さん「ほうれん草の緑色っていろいろな色素が混ざっているんだよ。」 佐藤さん「そうなんだ。それって調べることはできるの。」 鈴木さん「できるよ。【A】という操作で色素を分離することができるんだ。」 佐藤さん「それって、授業で聞いたことがあるよ。植物の葉の色素を分離し、クロロフィルの存在を確認するときに使う操作だよね。」 鈴木さん「そうそう。」 問1【分離をする方法】  会話文中の【A】に当てはまる、分離をする操作として最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① ろ過 ② 再結晶 ③ クロマトグラフィー ④ 昇華法 ⑤ 分留 ・③である。 佐藤さん「調べてみたら、ほうれん草にはシュウ酸ナトリウムが含まれているみたいだよ。」 鈴木さん「シュウ酸ナトリウムは、酸であるシュウ酸と塩基である水酸化ナトリウムの中和によってできる塩だよね。」 佐藤さん「そうだね。ところでシュウ酸の水溶液が酸性だと判断するには、どんな方法があるの。」 鈴木さん「【B】があるよ。他にもBTB溶液の色の変化を見たりpHを測定したりするとわかるよね。」 佐藤さん「酸性の水溶液は塩基性の水溶液で中和できるよね。 塩基性の水溶液なら、水酸化ナトリウム水溶液の他には【C】の水溶液があるよね。」 問2【酸性を判定する方法】  次の記述のうち、シュウ酸の水溶液が酸性であると判断する方法【B】として最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① 二酸化炭素を加えて白く濁ることで判断する方法 ② 硝酸銀水溶液を加えて白い沈殿が生じることで判断する方法 ③ ヨウ素液を加えると青紫色になることで判断する方法 ④ 炎色反応の炎の色が赤色になることで判断する方法 ⑤ 青色リトマス試験紙が赤色になることで判断する方法 ・⑤である。 問3【酸性の水溶液の中和】  酸性の水溶液を中和できる【C】の水溶液として正しいものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① 塩化水素$\mathrm{HCl}$ ② 硫酸$\mathrm{H_2SO_4}$ ③ 硫化水素$\mathrm{H_2S}$ ④ アンモニア$\mathrm{NH_3}$ ⑤ 酢酸$\mathrm{CH_3COOH}...

R7年度第1回高認化学基礎大問4解説

大問4【化学反応】 問1【水素イオン濃度とpH】  0.050mol/Lの2価の強酸の水溶液がある。 この水溶液の水素イオン濃度とpHの組合せとして正しいものはどれか。 ただし、この2価の強酸は水溶液中で完全に電離しているものとする。 ・水素イオン濃度:$0.050 \times 2 = 0.10$(mol/L)、pH:1 問2【pH指示薬(メチルオレンジとフェノールフタレイン)】  0.10mol/Lの塩酸$\mathrm{HCl}$100mLに0.10mol/Lの水酸化ナトリウム$\mathrm{NaOH}$水溶液を300mL加えた水溶液がある。 この水溶液にpH指示薬としてメチルオレンジまたはフェノールフタレインを加えたとき、水溶液が示す色の組合せとして正しいものはどれか。 メチルオレンジの変色域:pH3.1~4.4・・・赤色~黄色 フェノールフタレインの変色域:pH8.0~9.8・・・無色~赤色 ・水素イオン$\mathrm{H}^+$:$0.1 \times \dfrac{100}{1000} = 0.01$(mol) 水酸化ナトリウムイオン$\mathrm{OH}^-$:$0.1 \times \dfrac{300}{1000} = 0.03$(mol) 中和後の水酸化ナトリウムイオン$\mathrm{OH}^-$:$0.03 - 0.01 = 0.02$(mol) 水酸化ナトリウムイオンの濃度:$0.02 \times \dfrac{1000}{100 + 300} = 0.02 \times \dfrac{1000}{400} = \dfrac{0.2}{4} = 0.05$(mol/L) $[\mathrm{H}^+][\mathrm{OH}^-] = 1.0 \times 10^{-14}$ $[\mathrm{H}^+] = \dfrac{1.0 \times 10^{-14}}{[\mathrm{OH}^-]} = \dfrac{1.0 \times 10^{-14}}{0.05} = \dfrac{100 \times 10^{-14}}{5} = 20 \times 10^{-14} = 2 \times 10^{-13}$ $\mathrm{pH} = -\log_{10} (2 \times 10^{-13}) = -\log_{10...

R7年度第1回高認化学基礎大問3解説

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大問3【物質量と化学反応式】 問1【式量の計算】  リン酸イオン${\mathrm{PO}_{4}}^{3-}$の式量として正しいものはどれか。 ただし、原子量は$\mathrm{O} = 16, \mathrm{P} = 31$とする。 ・$31 + 16 \times 4 = 31 + 64 = 95$ 問2【アボガドロ定数】  窒素と水素の混合気体22.4Lに含まれる分子の数の合計として正しいものはどれか。 気体はすべて0℃、$1.013 \times 10^5$Pa(標準状態)であるものとする。 ・$6.0 \times 10^{23}$個である。 問3【質量パーセント濃度】  次の図のように質量パーセント濃度が20%の食塩水125gを作る。 このとき必要な水の質量として正しいものはどれか。  $\text{質量パーセント濃度(%)} = \dfrac{\text{溶質(g)}}{\text{溶液(g)}} \times 100$ ・$20 = \dfrac{x}{125} \times 100$ $x = 20 \times \dfrac{125}{100} = \dfrac{20 \times 5}{4} = 25$ $125 - 25 = 100$(g) 問4【化学反応後の分子数】  次の化学反応が過不足なく完全に反応したとき、反応前の分子数の総和と反応後の分子数の総和が等しいものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① $\mathrm{CH}_4 + 2\mathrm{O}_2 \longrightarrow \mathrm{CO}_2 + 2\mathrm{H_2O}$ ② $\mathrm{C_3H_8} + 5\mathrm{O}_2 \longrightarrow 3\mathrm{CO}_2 + 4\mathrm{H_2O}$ ③ $2\mathrm{H}_2 + \mathrm{O}_2 \longrightarrow 2\mathrm{H_2O}$ ④ $2\mathrm{H_2O_2} \longrightarrow 2\mathrm{H_2O} + \mathrm{O}_2$ ⑤ $2\mathrm{NO} + \mathrm{O}_2 \longrightarrow 2\mathrm{NO}_2$ ・①である。 ・ 令和7...

R7年度第1回高認化学基礎大問2解説

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大問2【物質と化学結合】 問1【メタン】  次の花子先生と太郎さんの会話文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。 太郎さん「先生。この間、ニュースで天然ガスの価格が高騰していて大変だって言っていましたが、本当ですか。」 花子先生「それは本当です。日本は天然ガスをほぼ輸入に頼っています。 天然ガスの主成分はメタンで、燃料として使われています。」 太郎さん「そうなんですね。ところで、メタンはどのような物質ですか。」 花子先生「メタンは炭素原子1個と水素原子4個からできた分子で、分子式は$\mathrm{CH}_4$と表します。 メタンの分子は炭素原子と水素原子が【共有結合】によって結合していて、分子の形は【正四面体形】です。」 問2【オキソニウムイオン】  次の図は、水分子$\mathrm{H_2O}$と水素イオン$\mathrm{H}^+$からオキソニウムイオン$\mathrm{H_3O}^+$が生成する様子を模式的に表したものである。 水分子と水素イオンの結合として正しいものはどれか。 下の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① 水素結合 ② イオン結合 ③ 配位結合 ④ 分子間力 ⑤ 金属結合 ・③である。 問3【ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタラート】  3種類の高分子化合物(ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタラート)から作られる代表的な製品の組合せとして最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ・①である。 問4【電気陰性度】  次の図は、主な典型元素の電気陰性度を示したものである。 電気陰性度に関する下の文の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。  電気陰性度とは、原子が共有電子対を引き寄せる強さを相対的な数値で表したものである。 この電気陰性度の値が大きい原子ほど共有電子対を強く引き寄せる。 たとえば、フッ化水素$\mathrm{HF}$分子では【フッ素】原子側に共有電子対が引き寄せられるので、【フッ素】原子はやや【負】の電荷を帯びる。 したがってフッ化水素分子は、【極性分子】である。 ・ 令和7年度第1回高認化学基礎過去問解説に戻る。

令和7年度第1回高認化学基礎過去問解説

大問1 【化学と人間生活、物質の構成粒子】 大問2 【物質と化学結合】 大問3 【物質量と化学反応式】 大問4 【化学反応】 大問5 【会話(ほうれん草の成分の分析)】 ・ 高等学校卒業程度認定試験(高認)化学基礎過去問解説に戻る。

R7年度第1回高認化学基礎大問1解説

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大問1【化学と人間生活、物質の構成粒子】 問1【分子間力と熱運動】  次の図のように、下側の集気びんには赤褐色で窒素より重い臭素の気体を、上側の集気びんには無色で臭素より軽い窒素の気体を充満させ、仕切り板をはさんだ。 仕切り板を外し、20℃で十分な時間が経過した後の、この2つの集気びんの中の様子として最も適当なものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ただし、図における臭素は気体でのみ存在し、色が濃いほど濃度が高いことを表している。 ・④である。 問2【昇華】  20℃、$1.0 \times 10^5$Paで昇華しやすい物質として最も適当なものはどれか。 ① 鉄 ② 塩化ナトリウム ③ 銅 ④ 水 ⑤ ヨウ素 ・⑤である。 問3【元素記号】  ${}_{6}^{13}\mathrm{C}$の炭素原子と${}_{7}^{14}\mathrm{N}$の窒素原子において、同じものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① 中性子の数 ② 陽子の数 ③ 質量数 ④ 電子の数 ⑤ 原子番号 ・①である。 問4【原子の電子配置】  次の原子の電子配置において、K殻とL殻にのみ電子が存在している原子として正しいものはどれか。 次の①~⑤のうちから一つ選べ。 ① ${}_{2}\mathrm{He}$ ② ${}_{8}\mathrm{O}$ ③ ${}_{12}\mathrm{Mg}$ ④ ${}_{13}\mathrm{Al}$ ⑤ ${}_{17}\mathrm{CL}$ ・②である。 ・ 令和7年度第1回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第2回高認化学基礎大問5解説

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大問5【会話(混合物の分離)】  次の文は、身のまわりの混合物の分離に関する太郎さんと花子先生の会話である。 花子先生「私たちは日常的に、混合物から特定の物質を取り出して利用していますね。」 太郎さん「緑茶は、 (a)お茶の葉にお湯を注いで香りや味の成分を取り出して 利用しています。」 花子先生「昆布から出汁をとるのも同じ原理ですね。」 太郎さん「 そういえば、コップにお茶を注ぐときに、 (b)お茶の葉は茶こしの網で分離 されていますね。」 花子先生「それは、コーヒー豆からコーヒーをいれるときに使うフィルターと同じ原理ですね。」 太郎さん「お茶にはカフェインや色素が含まれていると聞いたことがあります。分離することはできますか。」 花子先生「 (c)お茶の葉を加熱すると、カフェインが気体になり、その気体を固体にすることで分離できます 。」 太郎さん「そうなんですね。色素はどうやって分離するのでしょうか。」 花子先生「お茶の葉をすりつぶしてエタノールを加えると、エタノールに色素が溶け出してきます。 (d)得られたエタノール溶液をろ紙の下方につけ、そのろ紙の下端を溶媒にひたしておくと、複数の色素に分離できます 。」 問1【抽出】  下線部(a)の分離法の名称として最も適当なものはどれか。 ・抽出 問2【ろ過】  下線部(b)と同じ原理で分離できるものとして、最も適当なものはどれか。 ・砂の混じった海水から砂を取り出す。 問3【昇華法】  下線部(c)の分離法を表した図として最も適当なものはどれか。 ・③である。 問4【クロマトグラフィー】  次の図は下線部(d)の操作を表したものである。 この操作による色素の分離と関係の深い身のまわりの現象として最も適当なものはどれか。 ・紙がぬれて、水性ペンで書いた文字がにじんで広がった。 ・ 令和6年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第2回高認化学基礎大問4解説

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大問4【化学反応】 問1【酢酸】  酢酸$\mathrm{CH_3 COOH}$の価数と強弱による酸・塩基の分類として正しいものはどれか。 ・1価の弱酸 問2【中和によって生じる塩】  次の文は中和によって生じる塩とその性質について述べたものである。 この文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。  酸から生じる【陰イオン】と塩基から生じる【陽イオン】からなる物質を塩という。 塩の一つである炭酸ナトリウム$\mathrm{Na_2 CO_3}$の水溶液は【塩基性】を示す。 問3【酸化・還元の定義】  次の文は酸化・還元の定義を述べたものである。 この文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。 ・物質が酸素原子$\mathrm{O}$を失うとき、その物質は【還元】されたという。 ・物質が水素原子$\mathrm{H}$を失うとき、その物質は【酸化】されたという。 ・物質が電子$\mathrm{e^-}$を失うとき、その物質は【酸化】されたという。 問4【金属のイオン化傾向、電子の流れと電流の向き】  次の図はダニエル電池を模式的に表したものである。 金属のイオン化傾向の大小および電子の流れと電流の向きの組合せとして正しいものはどれか。 ・金属のイオン化傾向の大小:$\mathrm{Zn} > \mathrm{Cu}$、電子の流れ:イ、電流の向き:ア ・ 令和6年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第2回高認化学基礎大問3解説

大問3【物質量と化学反応式】 問1【同位体と原子量】  原子量に関する次の文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。  天然に存在する多くの元素には、【質量数】の異なる同位体がほぼ一定の割合で存在する。 その存在比から原子の【相対質量】の平均値を求め、原子量として用いている。 問2【1.0molの質量】  次のア~ウの各物質について、1.0molの質量の大小関係を正しく表したものはどれか。 ただし、原子量は$\mathrm{H} = 1.0, \mathrm{C} = 12, \mathrm{O} = 16$とする。 ア:酸素$\mathrm{O_2} = 16 \times 2 = 32$(g) イ:メタン$\mathrm{CH_4} = 12 + 4 = 16$(g) ウ:水$\mathrm{H_2 O} = 2 + 16 = 18$(g) ・よって、$\text{ア} > \text{ウ} > \text{イ}$ 問3【化学反応式のつくり方】  化学反応式のつくり方について述べた文として正しいものはどれか。 ・各元素の原子の総数が両辺で等しくなるように、最も簡単な整数比で化学式の前に係数をつける。ただし、1は省略する。 問4【水溶液のつくり方】  1.0mol/Lグルコース$\mathrm{C_6 H_{12}O_6}$水溶液のつくり方として正しいものはどれか。 ただし、グルコースの分子量は180とする。 ・グルコース18gを水に溶かし、さらに水を加えて100mLの水溶液にする。 ・ 令和6年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第2回高認化学基礎大問2解説

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大問2【物質と化学結合】 問1【イオン結晶の性質】  次のイオン結晶の一般的な性質を述べた(ア)~(ウ)の記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。 (ア)イオン結合は弱い結合なので、融点が低い。(誤) (イ)硬いが、外部から強い力が加わると特定の方向に割れやすい。(正) (ウ)固体は電気をよく通す。(誤) 問2【共有結合(塩素)】  次の文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。  塩素分子$\mathrm{Cl_2}$の2つの原子は互いの【価電子】を共有しており、それぞれの塩素原子の電子配置はアルゴン原子$\mathrm{Ar}$と同じである。 このような結合を【共有】結合という。 問3【共有結合(ダイヤモンド)】  次の文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。  ダイヤモンドは【共有結合の結晶】で炭素原子が4個の価電子をすべて使って結合している。 結晶全体が強く結びついているため、融点が非常に高く、きわめて硬い。 結晶を構成する炭素原子の数は決まっていないので、化学式で表すときは【組成式】を用いる。 問4【金属結晶】  次の文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。  金属結晶では、価電子が特定の原子にとどまることなく自由に移動できる。 このような電子を【自由電子】といい、【自由電子】によってできる結合を金属結合という。 したがって、金属結晶は電気を【通す】。 ・ 令和6年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

令和6年度第2回高認化学基礎過去問解説

大問1 【化学と人間生活、物質の構成粒子】 大問2 【物質と化学結合】 大問3 【物質量と化学反応式】 大問4 【化学反応】 大問5 【会話(混合物の分離)】 ・ 高等学校卒業程度認定試験(高認)化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第2回高認化学基礎大問1解説

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大問1【化学と人間生活、物質の構成粒子】 問1【物質の分類・特徴】  次の物質と分類や特徴の組合せとして正しいものはどれか。 ・物質:ポリエチレン、分類や特徴:プラスチック 問2【実験をする際の注意事項・基本操作】  実験をする際の注意事項および基本操作として最も適当なものはどれか。 ・保護(安全)メガネと白衣を着用する。 問3【同素体】  同素体の組合せとして正しいものはどれか。 ・斜方硫黄とゴム状硫黄である。 問4【周期表と金属元素】  次の表は元素の周期表の概略図である。 周期表の金属元素の領域に存在する原子として正しいものはどれか。 ・⑤である。 ・ 令和6年度第2回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第1回高認化学基礎大問5解説

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大問5【探究活動(赤ワインのアルコール度数)】  赤ワインにアルコール(エタノール)がどのくらい含まれているのかを調べるための探究活動を行った。  赤ワインは、赤ブドウの実をそのまま破砕(実をつぶす)・除伷(実がついている軸の部分を取り除く)して、酵母を加えて発酵させ圧搾(果皮や種などを取り除き搾る)することで作られる。 このため、赤ワインの成分は水やエタノール、アントシアニンなどの赤紫色の色素を含んでいる。 問1【分留(分別蒸留)】  赤ワインの中に含まれる液体成分は、主に水とエタノールである。 赤ワインからエタノールを分離する方法として、最も適当なものはどれか。 ・分留(分別蒸留)である。 問2【実験器具(蒸留)】  次のア~オの実験器具の中で、問1の方法で使用する実験器具の組合せとして、最も適当なものはどれか。 ・アとイである。  赤ワインからエタノールを分離する操作を行った結果、実験操作の不手際で本来なら無色透明であるエタノールが淡い赤紫色に着色されて分離された。 そこで、次にエタノールに混ざった色素(アントシアニン)を取り除く方法を検討した。 実際に、 色素を取り除くのに身近で使用されている物質を加えてしばらく放置した 後に、ろ過を行うことで無色透明のエタノールを分離することができた。 なお、アントシアニンは主に炭素と水素と酸素からできている分子で、有機化合物の一種である。 問3【活性炭】  文中の下線部の物質として、最も適当なものはどれか。 ・冷蔵庫や靴箱の匂いの成分を取り除くために使用する活性炭 問4【計算】  赤ワイン100mLを用いて実験した結果、その中に含まれるエタノールの体積は12mLであった。 この結果から、1本750mLの赤ワインに含まれるエタノールの体積として、正しいものはどれか。 ・$750 \times \dfrac{12}{100} = 90$(mL) ・ 令和6年度第1回高認化学基礎過去問解説に戻る。

R6年度第1回高認化学基礎大問4解説

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大問4【化学反応】 問1【水溶液の塩基性】  次の電離を表す式において、下線部の物質の水溶液が塩基性を示すものは全部でいくつあるか。 ・2つである。 問2【BTB溶液】  $\mathrm{pH} = 13$の水酸化ナトリウム水溶液に指示薬を加えたときにみられる変化として、最も適当なものはどれか。 ・BTB溶液を加えると青色に変化する。 問3【酸化還元反応】  次の化学反応式で表される化学変化のうち、酸化還元反応は全部でいくつあるか。 ・2つである。 問4【二次電池(蓄電池)】  実用電池の中で充電して繰り返し使用できる二次電池(蓄電池)として、最も適当なものはどれか。 ・リチウムイオン電池である。 ・ 令和6年度第1回高認化学基礎過去問解説に戻る。