R6年度第2回高認化学基礎大問3解説
大問3【物質量と化学反応式】
問1【同位体と原子量】
原子量に関する次の文中の空欄に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。天然に存在する多くの元素には、【質量数】の異なる同位体がほぼ一定の割合で存在する。
その存在比から原子の【相対質量】の平均値を求め、原子量として用いている。
問2【1.0molの質量】
次のア~ウの各物質について、1.0molの質量の大小関係を正しく表したものはどれか。ただし、原子量は$\mathrm{H} = 1.0, \mathrm{C} = 12, \mathrm{O} = 16$とする。
ア:酸素$\mathrm{O_2} = 16 \times 2 = 32$(g)
イ:メタン$\mathrm{CH_4} = 12 + 4 = 16$(g)
ウ:水$\mathrm{H_2 O} = 2 + 16 = 18$(g)
・よって、$\text{ア} > \text{ウ} > \text{イ}$
問3【化学反応式のつくり方】
化学反応式のつくり方について述べた文として正しいものはどれか。・各元素の原子の総数が両辺で等しくなるように、最も簡単な整数比で化学式の前に係数をつける。ただし、1は省略する。
問4【水溶液のつくり方】
1.0mol/Lグルコース$\mathrm{C_6 H_{12}O_6}$水溶液のつくり方として正しいものはどれか。ただし、グルコースの分子量は180とする。
・グルコース18gを水に溶かし、さらに水を加えて100mLの水溶液にする。
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