数学者、数学を研究する人々。
1 スカウター
ドラゴンボールは、世界中にファンがいる超人気マンガ、アニメである。僕が子どもの頃に連載されていたので、文字通り大人も子どももみんな知っている国民的なマンガ、アニメと言ってよいだろう。
ドラゴンボールは途中までは、まさにドラゴンボールという不思議な球をめぐる、おもしろおかしい冒険物語だったのだけれど、途中からその軸がバトルアクションに移行してさらに人気が上昇した。
バトルアクションに移行して、スカウターという人の戦闘力を数値で計測できるメカが登場する。
マンガやアニメで、戦闘力に限らず何か人の能力を数値化するというアイディアは今では珍しくもないけれど、当時は結構斬新だったと思う。
もし人の数学力を計測できるスカウターがあったら、どんなことになるのだろうか。
2 数学力と数学教育
僕は高校数学教員免許取得に必要最低限の範囲でしか、大学で学ぶ数学を勉強していない。通信教育で数学と教育学の単位を取得したけれど、数学を専攻したとも教育学を専攻したとも、堂々と主張できないと自分では思っている。
どちらかと問われれば、数学教育と答えるべきなのだろう。
もし数学力を計測できるスカウターがあって、理学部、工学部などの理系学部で大学数学を習得した人たちと僕の数学力を比較すれば、おそらくその実力差は桁違いだろう。
数学科の連中からはゴミ扱いされるかもしれない。
3 大学数学と数学科
大学数学、特に数学科の数学は、高校数学とは違うとはよく言われることである。今では数学科出身の方などがサイトやブログでそういう情報を開示してくれているので、そういう方面に興味のある人は、そういう情報を事前に調べて心の準備をすることができる。
・大学数学への展望(高校数学の美しい物語)
・大学数学レベルの記事一覧(高校数学の美しい物語)
・大学で学ぶ数学とは(概要編)(とね日記)
・大学数学のロードマップ ~ 分野一覧と学ぶ順序(趣味の大学数学)
4 数学の分類
既に書いたけれど、僕は数学専攻と言うのもはばかられる存在なので、これ以上何か数学について論じるつもりはないのだけれど、主として自分のための備忘録として、数学の分類についてここにメモしておこうと思う。・純粋数学の三大分野:
代数学、幾何学、解析学
・応用数学(個人的に多少勉強したもの):
金融数学等の経済数学、離散数学等の情報数学、電気数学等の物理数学
・数学にはどんな研究分野がある?数学の世界地図を一枚に描いて紹介してみた!What Research Fields Are There in Math?[Map of Mathematics](YouTube)
5 法学部卒数学講師
将来、数学あるいはそれに関連する分野を大学院等で研究し、学歴を上書きしない限りは、人生いろいろあって法学部卒で数学講師をしている人だと認識されるだけだろう。・今までの道とこれからの道:https://tanakah17191928.blogspot.com/2016/12/blog-post_6.html
ここで諦めてしまってよいのか、諦めないとすれば今から何を目指して、何をすればよいのか正直に言うとよく分からない。
時々、今から何か新しいことを学んだり、始めたりするのであれば、何を目指してどのような方法で何から始めようかいろいろ思い付くのだけれど、どれも実行に移すだけの価値がないと結論するばかり。
何かを始めるのに必要なのは、始めることだけだとは分かっているのだけれど、実行に移す価値があると確信できるだけの何かを見出すことができないのだろう。
やはり、挑戦すること自体ではなく、挑戦に値するものを見出すことが難しい。
・戦略の失敗を戦術で補うことはできない。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/07/blog-post_14.html