前文
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我々、南スーダン国民は、2005年包括和平合意の規定に従い、自由で透明性のある平和的な国民投票を通して、南スーダン国民がその運命及び未来を決定する知恵及び勇気を与えた全能の神に感謝し、
南スーダンにおける正義、自由、平等及び尊厳のための我々の長く英雄的な苦闘を想起し、
我々の殉教者、ヒーロー及びヒロインたちの無私の犠牲を想起し、それに鼓舞され、
真の国民の癒しのプロセス並びに対話による我々の社会における信頼及び自信の構築に専心し、
正義、平等、人権の尊重及び法の支配に基づき、統一された平和かつ繁栄の社会の基礎を構築することを決意し、
権力が平和的に移譲される、分権化された民主的な複数政党制による統治制度を確立し、人間の尊厳並びに男性と女性の平等な権利及び義務の価値を支持することを確約し、
現在及び将来の世代の利益のために、天然資源を持続可能かつ効率的に管理し、貧困を撲滅し、ミレニアム開発目標を達成する必要性を認識し、
ここに、この南スーダン立法議会を通して、2005年南スーダン暫定憲法を改正し、これを採択し、以後「2011年南スーダン共和国暫定憲法」と称し、暫定期間中、独立し、主権を有する南スーダンを統治するための最高法規として、これを遵守、尊重及び擁護することを約束する。
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