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『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』第6章

乳岩峡でハイキングしていた人気タレント・玉林が痴漢に遭い、地元の人間と霊能探偵が犯人を逮捕するの巻 第6章 霊能力者  亀頭は犯人の顔から般若の面を外した。犯人は普通の男性だった。亀頭が大声で犯人に言った。 「何でこんなことをしたんだ!」 犯人は小さな声で言った。 「どうしても・・・我慢できなかったんだ。」 神谷は亀頭に説明した。 「亀頭さんの言うとおり、確かに乳岩峡、特に乳岩から、普通と比べると少し強力な霊的エネルギーが感じられます。」 亀頭は得意げに言った。 「そうでしょう!私の言ったとおりだ。私の勘は間違いじゃなかった!!」 神谷は説明を続けた。 「しかし、そのことを警察署や役場の連中に言っても信じてもらえないでしょう。私が話したとしても、怪しい自称霊能力者扱いされるだけです。」 亀頭はがっかりして言った。 「そんな・・・」 神谷は亀頭に言った。 「霊能事件ではよくあることです。この犯人もただの変質者として処理されるでしょう。乳岩のせいにするなと怒られて。」 冷たい風が乳岩峡を吹き抜ける。東三河は今、暖かいオッパイが恋しい季節だった。 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』目次に戻る。

『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』第5章

乳岩峡でハイキングしていた人気タレント・玉林が痴漢に遭い、地元の人間と霊能探偵が犯人を逮捕するの巻 第5章 痴漢はアカン!  亀頭は絶叫した。 「コラァアアーーー!!痴漢はアカンぞぉおおーーー!!!」 玉林に抱き着いていた般若男は、驚いて振り返った。 叫びながら走ってくる亀頭と、その後に付いてくる神谷を見て、般若男は玉林を突き飛ばして逃げ出した。 亀頭は絶叫しながら走り続けていた。 「待てぇええーーー!!この野郎ぉおおーーー!!!」  神谷は倒れた玉林を抱き起して言った。 「大丈夫ですか?」 玉林は彼に答えた。 「へば、だぢょぶだ。いがいにたげびっくりしたじゃ・・・」 神谷は彼女の津軽弁を完全に理解できたわけではなかったが、何となくニュアンスをつかむことはできた。 「すいません、犯人を捕まえてきます。その後に、また来ますね。」 神谷は彼女にそう言うと、般若男を追いかける亀頭の後を走っていった。 般若男に追いついた亀頭は、その後ろから抱き着いてこれを転倒させた。 「もう逃げられんぞ!おとなしくしろ!!」 彼らに追いついた神谷は亀頭に言った。 「やりましたね!犯人を捕まえた!!」 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』目次に戻る。

『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』第4章

乳岩峡でハイキングしていた人気タレント・玉林が痴漢に遭い、地元の人間と霊能探偵が犯人を逮捕するの巻 第4章 女性の悲鳴  「キャアァアアーーーー!!!」 女性の大きな悲鳴が響き渡った。調査のために乳岩峡に来ていた亀頭と神谷は、その悲鳴を聞いて顔を見合わせた。 「何だろう・・・滑落かな?」 神谷が首を傾げながらそう言うと、亀頭が大声で言った。 「神谷さん、例の痴漢が出たんですよ!女性の悲鳴でした。間違いありません!!」 亀頭はさっさと悲鳴の方向に走っていった。神谷も亀頭の後を追い、懸命に走った。神谷が亀頭に言った。 「でも、滑落の可能性もあるでしょう?」 少々思い込みの激しい亀頭は、走りながら叫んだ。 「間違いありませんよ!絶対に痴漢です!!」 しばらく走ると、山道に人影が見えた。亀頭が叫んだ。 「あれだ!!」 そこには不審者に抱き着かれ、必死に抵抗している女性の姿があった。 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』目次に戻る。

『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』第3章

乳岩峡でハイキングしていた人気タレント・玉林が痴漢に遭い、地元の人間と霊能探偵が犯人を逮捕するの巻 第3章 般若男  玉林は青森出身の人気タレントである。彼女は名古屋での仕事を終え、プライベートで東三河に来ていた。 名古屋から東三河までの鉄道が開通して以来、大都市から東三河に来る観光客は増加していた。 彼女は今日、乳岩峡でハイキングを楽しんでいた。山道を歩きながら、自然の美しい景色を眺めていた。 「たんげ、あずましい景色だなぁ。」 ズササァアアーーーッ!!! その時である。前方の斜面から何者かが、ものすごい勢いで滑り下りてきた。 「えっ!?」 玉林は呆気に取られてしまった。斜面から滑り下りてきたのは般若の面をかぶった男だった。 「オッパイのでかい女はいねぇが!!」 般若男はそう叫ぶと、玉林に抱き着いてきた。 「キャアァアアーーーー!!!」 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』目次に戻る。

『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』第2章

乳岩峡でハイキングしていた人気タレント・玉林が痴漢に遭い、地元の人間と霊能探偵が犯人を逮捕するの巻 第2章 霊能事件  神谷は亀頭に説明した。 「亀頭さんのおっしゃる通り霊能事件だとしても、それがどのような現象なのかは、お話を聞いただけでは分かりません。怨念、悪霊、妖怪・・・亀頭さんのお話を嘘だと決めつけて、バカにしているわけではありません。私は一応、霊能探偵ですから。」 亀頭は少し落ち着いて言った。 「神谷さんなら分かっていただけると思いました。とにかく、現場を見に来てくださいませんか?霊感がある方なら何か分かると思うんです。私が万事、ご案内いたしますから。」 神谷はあまり気乗りしなかったが、断る理由もないので引き受けることにした。 「はぁ・・・分かりました。とりあえず、見に行きましょうか。」 警察署や役場で相手にされなかった亀頭は、神谷が自分を信じて現場まで来てくれるというだけで喜んだ。 「ありがとうございます!街の霊能探偵が来てくれれば心強いです。私の話を信じないでバカにしている連中も、そのうち目を覚ますでしょう。」 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』目次に戻る。

『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』目次

乳岩峡でハイキングしていた人気タレント・玉林が痴漢に遭い、地元の人間と霊能探偵が犯人を逮捕するの巻 第1章:乳岩峡 第2章:霊能事件 第3章:般若男 第4章:女性の悲鳴 第5章:痴漢はアカン! 第6章:霊能力者 ・ 『東三河今昔【創作】物語集』目次に戻る。 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(12)【玉林編】』(PDF)