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『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』第6章

エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻 第6章 精神体  伊藤はリホに聞いた。 「消失って・・・彼女、失踪してしまったんですか?」 リホは彼に答えた。 「いえ、消失したんです・・・光の教会の用語で言えば精神体になったのです。私たちは、一種の霊体のようなものだと理解していますが・・・昔田ミオはそれ以来ずっと、光の教会を守り続けているのです。」 伊藤は驚愕した。 「ハルサメ研究所が手を出せないほどの能力者・・・が、精神体となって教会を守っている?」 リホは彼に言った。 「ハルサメ研究所から光の教会に申し入れ、今日はあなたに事情を説明しにきました。私たちも光の教会と事を構えて、不測の事態を惹起したくありませんので。」  リホの話が終わった後に、伊藤はビルを出て栄の街を歩いていた。 ふと気付くと、美しい女性がこちらを見ている。彼は直感で分かった。 「あぁ、彼女が昔田ミオさんか・・・」 伊藤がそうつぶやくと、彼女は微笑んで何かつぶやいた。 「ミサキへ・・・」 そう聞こえた瞬間、彼女の姿は消えてしまった。伊藤は呆然と、その場でただ立ちすくんでいた。 ・ 『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次に戻る。

『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』第5章

エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻 第5章 研究所と教会  伊藤は身構えた。リホは慌てて彼に言った。 「待って!落ち着いてください。今日は戦いにきたんじゃありません。ちょっとお話をしにきたんです」 彼は拍子抜けした顔でリホに聞いた。 「・・・なんの話ですか?」 リホは微笑んで彼に言った。 「経緯を説明しにきました。」  リホは伊藤に説明を始めた。 「あなたが光の教会の影響下に入ったために、ハルサメ研究所は様子を見ているのです。と言いますか、様子を見ざるを得ない状況なのです。あなたは昔田ミオさんの事件、もう聞いていますか?」 彼は首を傾げてリホに聞いた。 「昔田ミオさん・・・の事件ですか?知りませんけど。」 リホは説明を続けた。 「昔田ミオさんは、昔、光の教会にいた能力者です。彼女の能力はとてつもなく強大でした。今のあなたよりも、ずっと強力な能力者だったのです。彼女はある日突然、消失してしまったのです。」 ・ 『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次に戻る。

『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』第4章

エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻 第4章 光の教会ビル  月曜日、伊藤は栄にある光の教会ビルを訪れた。 ビルのエレベーターで7階まで上がり、光の教会名古屋支部の受付に行った。 受付には誰もいなかったので、受付台にあった受話器を取って話した。 「もしもし、あのー、伊藤六郎と申しますが・・・」 受話器の向こうから女性の声が聞こえてきた。 「はい、少々お待ちくださいね。」 伊藤は受付の女性に案内され、小さな会議室に通された。  会議室には女性が一人、イスに座っていた。伊藤はその女性にあいさつした。 「どうも、こんにちは。伊藤六郎と申します。」 女性はイスから立ち上がり、微笑んで彼に言った。 「どうも、はじめまして。私、ハルサメ研究所の能力者・葦岡リホと申します。」 「?!」 伊藤は驚いた。なぜこんなところに、ハルサメ研究所の能力者がいるのか? ・ 『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次に戻る。

『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』第3章

エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻 第3章 夜の街  食事が終わり、三人はサイゼリヤを出た。伊藤はナオに言った。 「ごちそうさまでした。」 ハルナは、申し訳なさそうな顔でナオに言った。 「ありがとうございました。私までごちそうになってしまって・・・」 ナオは微笑んで二人に言った。 「いいんですよ、気にしないでください。それではまた。」 ナオは二人にあいさつして去っていった。 ハルナはナオの後ろ姿を見ながら伊藤に言った。 「とても美しい女性ね。」 伊藤はハルナに答えた。 「うん。」 伊藤は(ハルナもすごくかわいいし、とても魅力的だよ)と言いたかったけれど、今そんなことを言うとなんだかおかしいような気がして、言葉をのみ込んだ。 二人は名古屋の賑やかな夜の街を、地下鉄の駅に向かって歩いていった。 ・ 『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次に戻る。

『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』第2章

エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻 第2章 サイゼリヤ  三人はサイゼリヤで食事をしながら話していた。ナオは伊藤に説明した。 「詳しいことは私にもよく分からないんだけど、来週の月曜日に光の教会名古屋支部に顔を出してほしいの。場所は分かるかしら?」 伊藤はハルナの顔を見た。ハルナはナオに言った。 「栄にある光の教会ビルの7階ですよね?」 ナオは微笑んで言った。 「そうです。ハルナさんは来たことあるのかしら?」 ハルナも微笑んで答えた。 「はい、一度だけですけど、なにかの手続きのために訪れたことがあります。職員の方がとても親切に対応してくださいました。」 ナオは二人に言った。 「そうでしたか。今回はどのような手続きのためか分かりませんけど、伊藤さんは普段着で気軽に行けばいいと思いますよ。」 ・ 『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次に戻る。

『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』目次

エスパー・伊藤六郎が名古屋の栄にある光の教会ビルで、ハルサメ研究所の能力者から昔田ミオのことを説明されるの巻 第1章:経済産業担当理事 第2章:サイゼリヤ 第3章:夜の街 第4章:光の教会ビル 第5章:研究所と教会 第6章:精神体 ・ 『エスパー・伊藤六郎シリーズ』目次に戻る。 ・ 『エスパー・伊藤六郎(7)【昔田ミオ編】』(PDF)