『東三河今昔【創作】物語集(21)【指腹リノ編】』第6章
総合公園のイベントでフォーチュンクッキーをもらった霊能探偵が、運命の女・サリナにこの世の真理を教えられるの巻 第6章 サリナの解答 神谷はため息をついてつぶやいた。 「なんでだろう。リカちゃん電話も僕の相手をしてくれない・・・」 神谷の悲しそうなつぶやきが聞こえたのか、隣の席の女性が話しかけてきた。 「辛気臭い顔して、どないしたん?」 女性は勝手に神谷の向かいの席に座ると、そのまま話を続けた。 「私は鈴記サリナ。大阪から遊びに来て、総合公園のイベントにも参加したんだけど、一人ではつまらんからね。ここでコーヒー飲んで暇つぶしてたの。」 神谷はサリナに聞いてみた。 「私は神谷と申します。女性と仲良くなるためには、何が必要なんですかね?」 サリナは即答した。 「銭や!あんたそんなことで悩む暇があるなら、今から西成に行ってがむしゃらに働き!!」 神谷が彼女に聞いた。 「銭がぎょうさんあったら、サリナさん、私と遊んでくれるんですか?」 サリナはやはり即答した。 「当たり前や、女に二言はないで!あんたが夏に沖縄に連れてってくれるなら、女友だちみんな引き連れて行ったるわ!!」 神谷は歓喜して言った。 「約束ですよ、サリナさん!僕、西成に行きます!!銭、ぎょうさん稼ぎます!!!」 サリナは笑って言った。 「ハハハッ!それでこそ男や!!」 こうして神谷はこの夏、西成で猛烈に働くことになるのだが・・・それはまた別の話。 ・ 『東三河今昔【創作】物語集(21)【指腹リノ編】』目次に戻る。