【超約】芥川龍之介。
自分が本当に理解しているかどうか確かめる方法は、他人に分かりやすく説明できるか試してみることである。
もっとシンプルに考えよう、みんないろんなことを難しく考えすぎなんだと思う。
そんな訳で、著作権保護期間が切れた作品から、国語の教科書にも載るような名作を要約してみることにした。
今回は、個人的に好きな芥川龍之介の諸作品。
そんな彼の夢は、年に一度しか食べられない芋粥をたらふく食べることでした。
それを聞いた藤原利仁は哀れに思い、彼を領地の北陸敦賀まで連れていって、大量の芋粥を用意してやりました。
しかし何故か、大量の芋粥を前にして五位の食欲は失せてしまうのでした。
おしまい。
地獄で苦しむカンダタを見た極楽のお釈迦様は、彼が昔蜘蛛を踏み殺すのを躊躇したことがあったのを思い出して、カンダタのために極楽から地獄へ蜘蛛の糸を下ろしてやりました。
地獄の底からかなり高い所まで糸を登ってきたカンダタが見下ろすと、たくさんの他の罪人が糸を登ってくるのが見えました。
カンダタが彼らに「この糸は俺のものだ、下りろ」と叫ぶと、糸は切れてみんな落ちてしまいました。
おしまい。
金持ちの息子でしたが散財して困窮していました。
鉄冠子という仙人と知り合い、彼の不思議な力で金持ちになりましたが、散財して貧乏になってしまいました。
そんなことを数度繰り返した後、杜子春は鉄冠子を仙人と見抜き、弟子にしてくれと懇願しました。
杜子春は仙人になるために、鉄冠子から「決して声を出すな」という指示を受けました。
いろいろな試練があっても黙って乗り越えましたが、最後の試練が超ハードだったので声を出してしまいました。
おしまい。
ある日羅生門で老婆が死体の髪を抜いているのを見咎めました。
老婆の言い訳を聞いた下人は、心の中で何かがはじけてしまいました。
おしまい。
・この記事を英語で読む。
もっとシンプルに考えよう、みんないろんなことを難しく考えすぎなんだと思う。
そんな訳で、著作権保護期間が切れた作品から、国語の教科書にも載るような名作を要約してみることにした。
今回は、個人的に好きな芥川龍之介の諸作品。
芋粥
昔ある所に五位というさえない小役人がいました。そんな彼の夢は、年に一度しか食べられない芋粥をたらふく食べることでした。
それを聞いた藤原利仁は哀れに思い、彼を領地の北陸敦賀まで連れていって、大量の芋粥を用意してやりました。
しかし何故か、大量の芋粥を前にして五位の食欲は失せてしまうのでした。
おしまい。
蜘蛛の糸
カンダタという悪人が地獄に落ちました。地獄で苦しむカンダタを見た極楽のお釈迦様は、彼が昔蜘蛛を踏み殺すのを躊躇したことがあったのを思い出して、カンダタのために極楽から地獄へ蜘蛛の糸を下ろしてやりました。
地獄の底からかなり高い所まで糸を登ってきたカンダタが見下ろすと、たくさんの他の罪人が糸を登ってくるのが見えました。
カンダタが彼らに「この糸は俺のものだ、下りろ」と叫ぶと、糸は切れてみんな落ちてしまいました。
おしまい。
杜子春
昔ある所に杜子春という若者がいました。金持ちの息子でしたが散財して困窮していました。
鉄冠子という仙人と知り合い、彼の不思議な力で金持ちになりましたが、散財して貧乏になってしまいました。
そんなことを数度繰り返した後、杜子春は鉄冠子を仙人と見抜き、弟子にしてくれと懇願しました。
杜子春は仙人になるために、鉄冠子から「決して声を出すな」という指示を受けました。
いろいろな試練があっても黙って乗り越えましたが、最後の試練が超ハードだったので声を出してしまいました。
おしまい。
羅生門
昔ある所に下人がいました。ある日羅生門で老婆が死体の髪を抜いているのを見咎めました。
老婆の言い訳を聞いた下人は、心の中で何かがはじけてしまいました。
おしまい。
・この記事を英語で読む。