×(かける、かけ算)の記号省略ルール
今回は、電気の法則、オームの法則にかこつけて、数式(文字式)を書くときのルールについて少し補足します。
V = RIは覚えた。Vは電圧、Rは抵抗、Iは電流。ここまで分かった。
でも、RIって、RとIがくっついちゃってるけど、何なの?
どうすればいいの?どうやって使うの?
数式なんです、=(イコール)があるでしょ、真ん中に。
$V = RI$
V(左辺)とRI(右辺)が等しい。
そして、実は、RとIの間にある×(かける、かけ算)の記号が省略されています。
$V = R \times I$
なぜ×(かける)を省略してよいのか。
そういうルール、作法だからと言ってしまえば、それまでの話。
×を省略できる場合と、できない場合があります。
たとえば、5 × 6 = 30という式で、×を省略するといけない。
56 = 30という訳の分からない式になってしまいます。
文字×文字なら、×を省略してもよさそうです。
数字×文字でも、×を省略してもよさそうです。
たとえば、$3 \times x + 5 \times y$は、$3x + 5y$としてもよさそうです。
しかし、+(足す、たし算)は省略したらまずそうですね。
$3x + 5y$の+を省略して$3x5y$とすると、$3x$と$5y$を足しているのか、かけているのか分からなくなってしまいます。
なぜこんなルール、作法があるのか・・・いろいろ節約できるからでしょう。
省略できるものは可能な限り省略して、時間、手間を省く。
記述する上でも、思考する上でも。
数学する人たちは極めて合理的です。
可能な限り簡潔に記述し、思考できた方がよいと考えるのでしょう。
だから数学のルールは合理的です。
世の中には無用どころか有害なルールが満ち溢れていますが、数学の世界は違います。
私は数学者でも数学研究者でもありませんが、そんな考え方には共鳴できるのです。
・原案:RIには、×(かける)が隠れているのです(オンライン補習塾 from 東三河)
V = RIは覚えた。Vは電圧、Rは抵抗、Iは電流。ここまで分かった。
でも、RIって、RとIがくっついちゃってるけど、何なの?
どうすればいいの?どうやって使うの?
数式なんです、=(イコール)があるでしょ、真ん中に。
$V = RI$
V(左辺)とRI(右辺)が等しい。
そして、実は、RとIの間にある×(かける、かけ算)の記号が省略されています。
$V = R \times I$
なぜ×(かける)を省略してよいのか。
そういうルール、作法だからと言ってしまえば、それまでの話。
×を省略できる場合と、できない場合があります。
たとえば、5 × 6 = 30という式で、×を省略するといけない。
56 = 30という訳の分からない式になってしまいます。
文字×文字なら、×を省略してもよさそうです。
数字×文字でも、×を省略してもよさそうです。
たとえば、$3 \times x + 5 \times y$は、$3x + 5y$としてもよさそうです。
しかし、+(足す、たし算)は省略したらまずそうですね。
$3x + 5y$の+を省略して$3x5y$とすると、$3x$と$5y$を足しているのか、かけているのか分からなくなってしまいます。
なぜこんなルール、作法があるのか・・・いろいろ節約できるからでしょう。
省略できるものは可能な限り省略して、時間、手間を省く。
記述する上でも、思考する上でも。
数学する人たちは極めて合理的です。
可能な限り簡潔に記述し、思考できた方がよいと考えるのでしょう。
だから数学のルールは合理的です。
世の中には無用どころか有害なルールが満ち溢れていますが、数学の世界は違います。
私は数学者でも数学研究者でもありませんが、そんな考え方には共鳴できるのです。
・原案:RIには、×(かける)が隠れているのです(オンライン補習塾 from 東三河)