R4年度第1回高認数学問6解説
問6
(1)【中央値、最頻値、平均値】
データを小さい順に並べると$5, 7, 10, 10, 10, 12, 13, 13, 24, 26$
中央値は$\dfrac{10 + 12}{2} = 11$
最頻値は$10$
平均値は$\dfrac{5 + 7 + 10 + 10 + 10 + 12 + 13 + 13 + 24 + 26}{10} = \dfrac{130}{10} = 13$
よって、最頻値<中央値<平均値である。
(2)【箱ひげ図、四分位数、四分位範囲】
① Aの中央値は18(日)なので、18日以上の月が6か月以上ある。(正しい。○)② Bの中央値は12(日)なので、12日以下の月が6か月以上ある。(正しい。○)
③ Aの最小値は9(日)、Bの第1四分位数は9(日)なので、Aの最小値とBの第1四分位数は等しい。(正しい。○)
④ Aの四分位範囲は$20 - 17 = 3$、Bの四分位範囲は$13 - 9 = 4$なので、四分位範囲が大きいのはBである。(よって、間違っている。×)
(3)【分散】
データを小さい順に並べると$142, 143, 146, 148, 151, 152$
分散は$\dfrac{(142 - 147)^2 + (143 - 147)^2 + (146 - 147)^2 + (148 - 147)^2 + (151 - 147)^2 + (152 - 147)^2}{6}$
$= \dfrac{(-5)^2 + (-4)^2 + (-1)^2 + 1^2 + 4^2 + 5^2}{6} = \dfrac{25 + 16 + 1 + 1 + 16 + 25}{6} = \dfrac{84}{6} = 14$
(4)【散布図と相関係数】
正の相関関係が強いので、相関係数の近似値は0.73(①)である。・令和4年度第1回高認数学過去問解説に戻る。