R5年度第1回高認数学問3解説
問3
(1)【二次関数のグラフ】
$y = a(x - p)^2$($a, p$は正の定数)のグラフは、$y = ax^2$のグラフを$x$軸方向に$p$だけ平行移動したものである。$a > 0$なので$y = ax^2$のグラフは下に凸であり、$p > 0$なので$x$軸の正の方向に平行移動するので②である。
(2)【二次関数のグラフ】
二次関数$y = x^2 + 4kx - k$($k$は定数)のグラフが点$(0, 3)$を通るので$3 = 0^2 + 4k \cdot 0 - k$
$3 = -k$
$-3 = k$
$k = -3$
(3)【平方完成と頂点の座標】
$y = -x^2 + 6x - 8 = (-x^2 + 6x) - 8$$= -(x^2 - 6x) - 8 = -\{(x - 3)^2 - 9 \} - 8$
$= -(x - 3)^2 + 9 - 8 = -(x - 3)^2 + 1$
よって、頂点の座標は$(3, 1)$である。
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