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器は大きくし、分は自在に伸縮させたい。

1 父の死と虚無との戦い

 30代後半で一番大きな出来事は父が亡くなったことだった。
僕は父のことを、この世で一番尊敬し信頼していた。
尊敬し敬愛する父であり、信頼できる最愛の友人だった。

父を失ってしばらく虚無の深淵から抜け出すことができなかった。
僕を虚無から救ってくれたのは、人との出会いだった。
人を救うのは、やはり人との出会いだ。

「人生に意味はない」という達観は虚無だ。
人生には人それぞれの意味がある、意味があると信じて生きている。
価値観が多様であるならば、人生の意味も多様なのだ。

2 成長するということ

 僕は成長することができたのだろうか。
そして、成長し器を大きくすることは大切だけれど、自らの分をよく弁えることも大切なことだ。
時々自分の力ではどうすることもできない問題に遭遇することがある。
この世は自分ではコントロールできないことばかりで、自分の生活もその上に成り立っている。
僕は勉強が少しできるだけの、世間知らずの能天気な人間なのだ。

設備管理の技術者という父と同じ仕事をすることができることに、誇りと愛着はある。
仕事にも慣れてきて、特に書き連ねるべき不満もない。
ただ、正味な話、膝と肩が限界だ。
こうした関節の故障とはうまく付き合っていくしかないけれど、現場で若者たちと張り合うような働き方はもう無理だろう。

3 次の10年のための布石

 人生ビジョンとして「人材育成で社会に貢献する」ことを掲げているので、これを念頭に置いて、人生の方向転換を再度試みようと思う。
まだ我慢すれば大丈夫な今のうちに、次の10年のための布石を打ちたい。

父はよく言っていた、「年老いたら車の運転はやめなければならない」、「いつまでも年寄りに車の運転なんかさせてはいけない」と。
誰もが年を取るという当たり前のことを、人は忘れて生きている。
母は車が必須の田舎で、いつまで車を運転することができるだろうか。
年齢を考慮すれば、10年前後が目安だと思う。
今から10年後のために、何をしなければいけないのだろうか。

体が丈夫ならなんでもできるのだが、僕は中途半端な学力と引き換えに少し弱い体を与えられてしまった。
人間は頭と体を使って働かなければならないけれど、今後は体の使用よりも頭の使用の比重を重くしないと生きていけないだろう。
しかし、頭を使いすぎると頭痛になったり、精神のバランスを崩すのでほどほどにしないといけない。

4 時間講師

 なので、とりあえず時間講師を目指す路線で行こうと思う。
僕の青臭い教育論は、実際に現場で試されなければ何の意味も持たないのだから。
新しい世界で新しい仕事をしていれば、今までとは違うタイプの人たちとの出会いがあるだろう。
そうした出会いがまた僕の視野を広げ、人生の新しい展望が開かれるだろう。
自らの知識、技術、経験をもって誠実に相対し、相互に高め合う。

三流の法律家でもなく、二流のエンジニアでもない、僕は一流の教師になりたい。

私が学び続けるのは、生徒たちに本当のことを語るためだ。
私が教師を目指すのは、生徒たちに明日のことを語るためだ。
私が政治学を研究するのは、生徒たちに夢を語るためだ。
私が数学をあきらめないのは、生徒たちに胸をはれと言いたいからだ。
私が働きながら悩み続けるのは、生徒たちに勇気を出せと言いたいからだ。
私が先生になったとき、この腐った世の中を向こうに回して、
生徒たちと共に戦うことができるだろうか。
作者不詳『私が先生になったとき』参照

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
勇気と覚悟をもって新しい自分に変わらなければならない。
古いものを捨て新しいものを取り入れる勇気と、新しい人生を切り開く覚悟。
これから出会うであろう若者たちに、自ら範を示したい。

5 生きることの意味

 最後に、決して忘れてはならないことを銘記しておきたい。
世の役に立てるかどうかは神が決めることだ。

「私たちはこの世を観るために、聞くために生まれてきた。この世はただそれだけを望んでいた。
だとすれば、教師になれずとも、勤め人になれずとも、この世に生まれてきた意味はある。」(ドリアン助川『あん』より)

もし生きることに意味があるとすれば、そう考えるしかないということを。

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