移民政策の科学。
1 人の移動は自由であるべきだ
人の移動は自由であるべきだというのが、僕自身の政治哲学的な結論だ。人は環境が変われば、自分自身も変わることができる。
人は環境を変えて、自分自身の人生を変えることができる。
田舎が好きな人もいれば、都会が好きな人もいる。
日本で普通に暮らす人もいれば、日本社会が嫌で海外に飛び出す人もいる。
どこかの国のように、身分制度や戸籍制度で人の自由を縛るのはよくないと思う。
2 コミュニティの権利にも配慮が必要
ただ、人の移動の自由は保障されるべきだけれど、新参者を受け入れるコミュニティの権利も保障されるべきだと思う。新参者に寛容なコミュニティもあるだろうし、新参者に厳しいコミュニティもあるだろう。
国家間の人の移動の自由も同様に考えることができる。
国家間の人の移動も自由であるべきなのが原理原則だと思う。
ただ、移民に比較的寛容な移民国家もあれば、そうでない国家もある。
3 政策科学こそ政治学の最先端
移民政策を、経済学で経済効果を測るだけではなく、科学的観点から分析することが必要なのだと思う。今後はそんなことを考えながら研究してみたい。
個人の自由や権利だけではなく、コミュニティの文化や道徳だけではなく、社会全体の幸福を志向する功利主義的に考えたい。