個人的にお奨めの法律系資格。
1 法律系資格をいくつか勉強してみての正直な感想
上記の記事に「土地家屋調査士の勉強をすべきだったと後悔した時期もあった」とあるけれど、その理由を書いてないので法律系資格に詳しくない人にはよく分からないかもしれない。
また、今現在何らかの法律系資格を勉強中の人でも、逆に、自分が勉強している資格を絶対視して勉強のモチベーションにしたりして、他の法律系資格について客観的に調べてないかもしれない。
2 時代が変わったと言うしかない
かく言う私も、土地家屋調査士事務所で実際に働いたことがある訳ではないのだけれど、不動産営業時代に士業の先生方のお話を聞く機会も多々あったので、それなりに事情を知っている。
まず始めに確認しておきたいことは、昔と違ってネットで何でも調べられる現在、書類を作成するだけなら、素人でも本人が自分でやろうと思えばできてしまう時代になったということである。
大卒である程度の知識と調査能力があれば、あるいは大学を出ていなくても会社で事務などの仕事の経験があれば、案件によるとは思うけれど、大概何とかなってしまう。
書類を受け取る役所の方も、昔と比べると随分親切になったようである。
事前に十分に準備して質問すれば、手続きや書類について親切に教えてくれる。
これは聞いた話で本当かどうか知らないけれど、昔は「申請を通してほしかったら三遍回ってワンと言ってみろ」と言うくらい傲慢な担当者がいる役所もあったそうである。
3 人がサービスにお金を支払う理由
どんなことでもそうだけれど、人に頼むとお金がかかる。
それが自分でできる簡単なことであっても、人を使うただそれだけでそれなりのお金を支払う必要がある。
逆から言えば、お金があまりない人や節約家は、自分でできることをわざわざ他人に頼んでお金を支払うことを避けようとする。
それでも人に頼むのは、人を使って時間をお金で買っているのだ。
例えば普通のサラリーマンなら、平日の昼間に役所に行って書類作成、申請手続きの相談をすること自体、面倒だったり困難だったり、忙しい人ならほとんど無理かもしれない。
そうは言っても、何かそれなりの事情がなければ(手続きや書類について一から学ぶコストによる)、普通の人は自分でできることをわざわざ他人に頼んでお金を支払うようなことはしないだろう。
4 手に職があると強い
土地家屋調査士は、不動産登記(表示)の専門家(法律)であると同時に、測量の専門家(技術)でもある。
これだけで勘のいい人は分かると思うけれど、技術者、要するに手に職があるのである。
いつの世も、手に職があるといろいろ有利である。
手に職をつけたいと真面目で堅実な人が看護師を目指したり、学校の勉強ができる秀才たちが医学部を目指したり、時代によって職業の流行り廃りはあるけれど、基本的な考え方は昔から何も変わっていない。
5 土地家屋調査士をお薦めする理由
土地家屋調査士は、法律系の資格の中では、素人が頑張っても自分でやることが難しい業務を専門としている。
普通の人は、測量の知識や技能はもちろん、測量に必要な機材を買いそろえる訳にもいかないし、測量は一人でできないので誰かにお手伝いを頼むことになるので、大概のことが自分でできる器用な人でも、それなら最初から専門家に頼んだ方が話が早いという結論に至る。
僕が学生時代から人生をやり直せるなら、法律系の資格であれば土地家屋調査士を選ぶと思う。
もちろん、学生時代からやり直せるなら、法律系資格を選ばないという選択肢もあるのだけれど・・・