都市計画法概説

　都市計画法について概説します。
都市計画法は、都市計画についての法律です。
都市計画は、区域的なゾーニングです。

　多くの自治体は、市街化区域と市街化調整区域に線引きしています。
「市街化区域は、すでに市街地を形成している区域及びおおむね十年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とする。」（都市計画法第７条第２項）
「市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域とする。」（都市計画法第７条第３項）
市街化区域では、さらに住居、商業、工業等に細かくゾーニングできます。

　市街化調整区域では原則、開発や建築がでません。
もちろん、例外もあります。
例えば、田舎の調整区域でよく問題になるのは、農家の住宅です。
農地法、各市町村の農業委員会が関係してきます。

しかし、その判断はプロでも勘違いして間違えることがあるくらい、複雑で難しい場合もあります。
市町村レベルの話ですので、各都道府県、あるいは各市町村で、その条例、規則、基準、そしてその運用が違ったりします。

・原案：都市計画法について（オンライン補習塾 from 東三河）

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