建築基準法概説

　建築基準法について概説します。
建築基準法は、建物の（技術的な）安全性についての最低基準を定める法律です。

「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」（建築基準法第１条）

県や市町村等で建築確認が行われます。
法令に違反する建物は、違法建築物です。
極端な話、あまりにも悪質で危険な違法建築で、周囲に甚大な被害が及ぶ可能性があれば、取壊しを命令される可能性もある。

　例えば、接道義務があります。
土地に建物を建てるとき、その土地が道路に接しているかどうか。
それはどのような道路で、何mの道路で、その土地と何m接しているのか。
適切な道路と接していなければ、消防車や救急車が通れなかったり、地震や火事等の災害時に避難経路が確保できなかったりします。

他にも、防火に関する基準（材料や構造等）など、いろいろな基準があります。
専門家でないと判断できないような、難しい基準もたくさんあります。

・原案：建築基準法について（オンライン補習塾 from 東三河）

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