第106条【議会の議長及び副議長】、第107条【議会の議事】、第108条【政党の党首】

第８章【立法部】

第３部【議会の役職】

第106条　以下の役職を置く。
（a）各議院の議長は、議事規則に従って、議会議員の選挙資格を有するが議員でない者のうちから、当該議院が選任するものとする。
（b）各議院の副議長は、議事規則に従って、当該議院の議員から選出されるものとする。
２　以下の場合、議長又は副議長は空席となる。
（a）選挙後に最初の議院の会議が開かれたとき。
（b）第103条の規定によって、当該議院の議員である役職者が退任した場合。
（c）当該議院が、その議員の３分の２以上の賛成により決議した場合。
（d）役職者が当該議院に対する書面で辞任した場合。

第107条　議会の各議院においては、
（a）議長が議事を運営する。
（b）議長が不在の場合、副議長が議事を運営する。
（c）議長及び副議長が不在の場合、議院が選出した他の議員が議事を運営する。
２　両議院の合同会議においては、上院議長の補佐を受けて、下院議長が議事を運営する。

第108条　多数党の党首及び少数党の党首を置くものとする。
２　多数党の党首は、最多政党又は政党連合の下院における党首であるとする。
３　少数党の党首は、第２位の政党又は政党連合の下院における党首であるとする。
４　下院においては、以下の順序に従うものとする。
（a）下院議長
（b）多数党の党首
（c）少数党の党首

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