第186条【国家及びカウンティ政府の職務及び権限】、第187条【政府間の職務及び権限の移譲】

第11章【自治体】

第３部【カウンティ政府の職務及び権限】

第186条　この憲法に別段の定めのある場合を除いて、国家及びカウンティ政府の職務及び権限は、それぞれ別表４で定めるとおりである。
２　複数の政府に付与された職務又は権限は、それらの政府が共同で管轄する。
３　この憲法又は国家の法律によってカウンティに属しない職務又は権限は、国家の職務又は権限である。
４　明確にするために、議会はいかなる事項についても共和国のために立法することができる。

第187条　ある政府の職務又は権限は、以下の場合、政府間の合意によって他の政府に移譲することができる。
（a）その職務又は権限が、移譲先政府によってより効果的に執行又は行使される場合。
（b）職務又は権限の移譲が、その執行又は行使の根拠となる法律により禁止されていない場合。
２　職務又は権限がある政府から他の政府へ移譲される場合、
（a）職務の執行又は権力の行使に必要な資源を、移転することを保障するための調整を行うものとする。
（b）その職務の執行又は権力の行使に関する憲法上の責任は、別表４で定められた政府が負うものとする。

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