第153条【司法会議】、第154条【司法会議の職務】

第11章【司法府】

第153条　司法会議を設置する。以下の者により、構成されるものとする。

（a）最高裁判所長官。議長とする。

（b）司法長官

（c）最高裁判所裁判官によって指名された最高裁判所裁判官。

（d）控訴裁判所裁判官によって指名された控訴裁判所裁判官。

（e）高等裁判所裁判官によって指名された高等裁判所裁判官。

（f）ガーナ法曹協会の代表者２名。そのうちの１名は、弁護士として12年以上の実務経験を有する者でなければならない。

（g）各州裁判所の裁判長によって指名されたその代表者。

（h）下級裁判所の代表者。

（i）ガーナ軍の法務総監。

（j）警察庁の法務部長。

（k）ガーナ法律報告書の編集長。

（l）司法職員協会によって指名されたその代表者。

（m）全国首長会議によって指名されたその代表者。

（n）大統領によって任命される、弁護士以外のその他の４名。

第154条　司法会議の職務は、以下のとおりとする。

（a）政府の審議のため、司法の運用水準及び効率性を向上させるための司法改革を提案すること。

（b）司法の職務の執行に関する事項を審議及び議論するための会議であり、司法の効率性及び効果的な実施を保障するため、最高裁判所長官の任務の遂行を支援すること。

（c）この憲法又はこの憲法に抵触しないその他の法律に基づいて与えられる、その他の職務を執行すること。

２　司法会議は、司法に関する事項を付託するため、必要と認める委員会を設置することができる。