第174条【課税】、第175条【ガーナの公的基金】、第176条【統合基金】
第13章【財政】
第１節【総則】
第174条 課税は、議会の法律によらなければ、課してはならない。
２ 本条第１項に従って制定された法律が、その法律により課される税金を免除又は変更する権限を個人又は機関に付与する場合、いかなる個人又は機関に対しても、免除又は変更の権限の行使は、議会の決議による事前の承認を得なければならない。
３ 議会は、総議員の３分の２以上の賛成による決議によって、あらゆる権限の行使について本条第２項の規定の適用を除外することができる。
第175条 ガーナの公的基金は、統合基金、臨時基金及び議会の法律に基づいて設立されるその他の公的基金とする。
第176条 本条の規定に従い、以下の資金は、統合基金に納付されるものとする。
（a）政府の目的のために調達し、又は受領されるあらゆる歳入又はその他の金銭。
（b）政府の委託を受けて調達し、又は受領されるその他の金銭。
２ 本条第１項の歳入又はその他の金銭は、以下のものを含まないものとする。
（a）議会の法律に基づき、特定の目的のために設立されたその他の基金に納付されるもの。
（b）議会の法律に基づき、受領した政府部門がその経費を賄う目的で保管し得るもの。