第190条【ガーナの公務】、第191条【公務員の保護】、第192条【公共法人の設立】

第14章【公務員】

第190条　ガーナの公務には、以下のものが含まれる。

（a）市民局、司法機関、会計検査局、教育局、刑務所、議会事務局、保健局、統計局、消防局、関税、物品税及び防疫庁、内国歳入庁、警察庁、入国管理庁及び法務局。

（b）営利事業として設立される法人以外の公共法人。

（c）この憲法によって定められた公務。

（d）議会が法律によって定めるその他の公務。

２　市民局は、議会によって別段の定めがなされるまで、中央及び地方政府の両方の業務を構成するものとする。

３　この憲法の規定に従い、本条第１項の規定によって制定された議会の法律は、以下の事項を定めるものとする。

（a）その法律が関係する公務のための運営会議。

（b）その公務の職務。

（c）その公務の構成員。

４　本条において「公共法人」とは、この憲法の第192条に従って設立された公共法人で、営利事業として設立された法人以外のものを意味する。

第191条　公務員は、以下の行為を受けないものとする。

（a）この憲法に従って誠実に職務を執行したことを理由として、被害又は差別を受けること。

（b）正当な理由なく、解任、解職、降格又はその他の懲罰を受けること。

第192条　公共法人は、議会の法律によらなければ、設立できないものとする。