第200条【警察庁】、第201条【警察会議】、第202条【警察総監及び警察庁職員の任命】

第15章【警察庁】

第200条　ガーナに警察庁を設置するものとする。

２　いかなる個人又は機関も、議会の法律によらなければ、警察の業務を遂行することはできないものとする。

３　警察庁は、法と秩序の維持という伝統的な任務を遂行するため、装備及び保全を行うものとする。

第201条　警察会議を設置する。以下の者により、構成されるものとする。

（a）議長。国務会議と協議した上で、大統領が任命するものとする。

（b）内務大臣

（c）警察総監

（d）司法長官又はその代理人。

（e）ガーナ法曹協会が指名する弁護士。

（f）退職上級警察官協会の代表者。

（g）警察庁の職員２名。そのうちの１名は下級職員とする。国務会議と協議した上で、大統領が任命するものとする。

（h）大統領が任命する、その他の委員２名。

第202条　警察総監は、国務会議と協議した上で、大統領が任命するものとする。

２　警察総監は警察庁の長であり、本条の規定並びに警察会議の統制及び指示に従い、警察庁の業務統制及び管理に責任を負うものとする。

３　この憲法の規定に従い、警察庁の役職に就く者又はその代行者を任命する権限は、警察会議の助言に従い、大統領に帰属するものとする。

４　大統領は、適当と認める条件に従い、書面による指示により、本条に基づく職務の一部を、警察会議、警察会議の委員会、又は警察会議の議員に委任することができる。