第205条【刑務所】、第206条【刑務所会議】、第207条【刑務所長及び刑務所職員の任命】

第16章【刑務所】

第205条　ガーナ刑務所を設置する。

２　刑務所は、その伝統的な任務を効率的に遂行するため、設備及び保全を行うものとする。

第206条　刑務所会議を設置する。以下の者により、構成されるものとする。

（a）議長。国務会議と協議した上で、大統領が任命するものとする。

（b）内務大臣

（c）警察総監

（d）ガーナ医療協会が指名する医師。

（e）ガーナ法曹協会が指名する弁護士。

（f）司法長官又はその代理人。

（g）社会福祉を所管する省庁の代表者。

（h）国務会議と協議した上で、大統領が任命する宗教団体の代表者。

（i）刑務所の職員２名。そのうちの１名は下級職員とする。国務会議と協議した上で、大統領が任命するものとする。

（j）全国首長会議の代表者。

（k）大統領が任命する、その他の委員２名。

第207条　刑務所長は、国務会議と協議したの上で、大統領が任命するものとする。

２　刑務所長は、本条の規定並びに刑務所会議の統制及び指示に従い、刑務所の業務統制及び管理に責任を負うものとする。

３　この憲法の規定に従い、刑務所の役職に就く者又はその代行者を任命する権限は、刑務所会議の助言に従い、大統領に帰属するものとする。

４　大統領は、適当と認める条件に従い、書面による指示により、本条に基づく職務の一部を、刑務所会議、刑務所会議の委員会、又は刑務所会議の議員に委任することができる。