第219条【調査の特別権限】、第220条【委員会の州及び郡支部】、第221条【委員長の資格】

第18章【人権・行政裁判委員会】

第219条　委員会の権限は、議会の法律によって定められ、以下の権限を含むものとする。

（a）委員会への出席及び委員会の調査に関連する文書又は記録の提出を要求する召喚状を発行すること。

（b）召喚に従わない者を管轄裁判所において告訴すること。

（c）委員会の調査対象である事項に関して質問すること。

（d）委員会の調査に関連する自己の知る限りの情報を、正直にかつ率直に開示することを要求すること。

２　委員長は、以下の事項を調査しないものとする。

（a）裁判所又は司法裁判に係属中の事項。

（b）政府とその他の政府又は国際機関との間の関係又は取引きに関与する事項。

（c）恩赦権の行使に関する事項。

第220条　この憲法の第216条に基づいて制定される議会の法律は、委員会の州及び郡支部の設置について定めるものとする。

第221条　以下の者でなければ、人権・行政裁判委員長又は副委員長に任命される資格を有しないものとする。

（a）委員長の場合、控訴裁判所裁判官としての任命資格を有する者。

（b）副委員長の場合、高等裁判所裁判官としての任命資格を有する者。