R2年度第1回高認物理基礎大問1解説
大問1
問1【速さと速度】
速さと速度の説明として正しいものはどれか。・速さは大きさだけをもつ量で、速度は大きさと向きをもつ量である。
問2【平均の加速度】
ある駅を発車した新幹線が、直線の線路上を加速して、1分後に36m/sになった。この間の新幹線の平均の加速度の大きさは何$\mathrm{m/s^2}$か。
・$\dfrac{36}{60} = \dfrac{6}{10} = 0.6 \mathrm{m/s^2}$
問2【速度と距離、減速】
時刻0のとき、A駅を通過した列車が、時刻20sに減速を開始して、時刻40sでB駅に停車した。グラフは、この列車がA駅を通過してからB駅に停車するまでの時刻$t$と列車の速度$v$を表している。
ただし、A駅とB駅の間の線路は直線であるとする。・A駅を列車が通過してから20s間に進んだ距離は、$15 \times 20 = 300$mである。
また、減速を開始してからB駅に停車するまでに進んだ距離は、$\dfrac{1}{2} \times 15 \times 20 = 150$mである。
問4【投げ上げ】
小球を鉛直上方に投げ上げたところ、2.0s後に最高点に達してから、さらに2.0s後に投げ上げた地点にもどってきた。投げ上げたときの初速度の大きさは何m/sか。
ただし、重力加速度の大きさを$9.8 \mathrm{m/s^2}$とする。
・小球の速度$v = v_0 - 9.8t$が2秒後に0になるので、$v_0 - 9.8 \times 2 = 0$
$v_0 = 19.6$(m/s)
【参考】
・H30年度第1回高認物理基礎大問1解説:https://tanakah17191928.blogspot.com/2023/06/h30_16.html
・令和2年度第1回高認物理基礎過去問解説に戻る。