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R3年度第1回高認化学基礎大問2解説

大問2【物質の構成粒子】

問1【原子番号】

 ニホニウムは、元素記号が$\mathrm{Nh}$で原子番号が113の元素です。
日本の研究チームに元素名と元素記号の命名権が与えられました。
原子番号は、各元素の原子がもっている陽子の数を示したものです。
つまり、ニホニウムの原子1個の中に陽子を113個もつ元素ということです。
また、原子番号の順に元素を左上から並べた表を周期表といい、縦の列を族といいます。
典型元素においては、同じ縦の列に含まれる元素の原子がもっている価電子の数が同じで、そのため化学的性質が似ています。
例えば、リチウムとナトリウムは1価の陽イオンになりやすいです。

問2【原子番号と中性子の数】

 原子番号が19で中性子の数が20のカリウムの表記は、$\mathrm{_{19}^{39} K}$である。

問3【電子殻に収容される電子の個数】

 次の表は原子の電子殻とその電子殻に収容される電子の最大の個数を示したものである。
内側からn番目の電子殻に収容される電子の最大の個数を表す式は、$2\mathrm{n^2}$である。

問4【ナトリウムの保存方法】

 アルカリ金属であるナトリウム$\mathrm{Na}$の単体について、次のア、イの実験を行った。
ア 乾燥した空気中に放置したら、表面が酸化された。
イ 水でぬらしたろ紙の上に置いたら、激しく反応した。
その結果から考えられるナトリウムの単体を保存する方法は、灯油を満たしたビンの中で保存する方法である。

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