第75条【選挙区】
第３章【連合共和国の立法府】
第２部【議員、選挙区及び議員選挙】
第３節【選挙区】
第75条 本条のその他の規定に従い、連合共和国は、大統領の承認を得た上で選挙委員会が決定する数及び方法により、選挙区に区割りされるものとする。
２ 関連する法律に従い、選挙委員会は、大統領の承認を得た上で選挙区の境界を画定する権限を有する。
３ 選挙委員会は、選挙区の境界を画定するに際し、選挙区を画定しようとする地域の地理的条件と共に、通信手段の利用可能性を十分に考慮しなければならない。
４ 選挙委員会は、この憲法及び国内の選挙区割りに関する法律の規定に従い、随時、少なくとも10年ごとに、連合共和国の選挙区割りを見直し、その結果又は連合共和国で実施される人口調査の結果、選挙区を変更することができる。
５ 連合共和国の選挙区割りの見直し後、選挙区、選挙区を代表する議会議員の人数、又は選挙区の数若しくは議会議員の人数に変更が加えられた場合、その結果生じた選挙区を代表する議会議員の人数の変更は、選挙区の数又は選挙区を代表する議会議員の人数に変更が生じた後、議会が再び解散されたときに効力を生じるものとする。
６ 本条のその他の規定にかかわらず、いかなる裁判所も、選挙委員会が連合共和国を選挙区に区割りする職務を執行する際に行った事項について、調査する権限を有しない。