第119条【閣僚評議会及び各大臣の任務】、第120条【大臣の副署】、第121条【首相、大統領による閣僚評議会の主宰】、第122条【首相及びその他の大臣の任命及び解任】、第123条【首相の任務】、第124条【大臣の任命資格】

第４編【国家機構】

第５章【閣僚評議会】

第119条　公共サービスの指揮及び管理は閣僚評議会に委託され、各大臣は所管する事項に関して任務を遂行する。

第120条　大臣の副署がない共和国大統領の行為は無効である。

第121条　大臣は共同して閣僚評議会を構成する。法律により、その組織及び職務を定める。

閣僚評議会に議長を置く。共和国大統領は、閣僚評議会を招集し、又はこれに出席するときは、これを主宰する。

第122条　共和国大統領は評議会議長を任命及び解任する。共和国大統領は、評議会議長の提案及び同意に基づき、その他の大臣を任命及び解任する。

第123条　閣僚評議会議長は無任所大臣であってもよく、以下の任務を負う。
（1）共和国大統領に次ぎ、政府の公式スポークスマンを務めること。
（2）その他の大臣の職務を調整すること。
（3）立法令、緊急政令、並びに憲法及び法律の定める、その他の政令及び決議に副署すること。

第124条　国務大臣になるには、出生によるペルー人であり、市民であり、25歳に達していなければならない。軍及び国家警察の隊員も大臣になることができる。

・ペルー政治憲法（1993）【私訳】へ戻る。