第10条【国境管理】、第11条【国境条約】

第１編【国家、政府及びその基本原則】

第３章【国家の領域】

第２節【国境の保安及び開発体制】

第10条　国境地帯の保安、経済、社会及び観光の開発、道路、通信及び生産の集約化、並びにドミニカ国民の愛国的及び文化的な価値の普及は、最高かつ恒久的な国益であることを宣言する。したがって、：
（1）公共機関は、これらの目的を保障するために、社会及びインフラ整備のための公共投資政策及びプログラムを策定、実施し、及びこれを優先するものとする。
（2）国境地帯の不動産の取得及び譲渡に関する制度は、ドミニカ人の所有権及び国益を優遇する特定の法的要件に従うものとする。

第11条　国境河川の持続可能な利用及び保護、国際道路の利用、並びに測地点を用いる国境線の保全は、1929年国境条約の1936年改定議定書、及びハイチ共和国との間で締結された1929年平和永久友好仲裁条約に掲げる原則によって規律するものとする。

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