第26条【国際関係及び国際法】

第１編【国家、政府及びその基本原則】

第６章【国際関係及び国際法】

第１節【国際社会】

第26条　ドミニカ共和国は国際社会の一員であり、協力に前向きで、国際法の規範に忠実な国家である。したがって、：
（1）国際法、一般法及びアメリカ法の規範は、自国の公共機関が採択する範囲において承認及び適用される。
（2）批准された国際協定が正式に公布された場合、その効力を有する規範は国内において適用される。
（3）ドミニカ共和国の国際関係は、自国の国家的な価値及び利益、並びに人権及び国際法の尊重の承認及び促進を基礎とし、これらによって規律される。
（4）ドミニカ共和国は、他の国家と対等な地位において、基本的権利の尊重、平和、正義、並びに国家の政治的、社会的、経済的及び文化的な発展を保障する国際法秩序を受容する。国益、諸国民の平和的共存、及び全ての国家との連帯の義務に整合する方法で、国際的、地域的及び国内的に行動することを約束する。
（5）ドミニカ共和国は、アメリカ地域の利益を保護する国家共同体を強化するために、その諸国との統合を促進及び支持する。国は、諸国の共同開発を促進し、諸国民の福祉及び住民の集団的安全を保障し、統合プロセスに参加するために必要な権限を超国家的組織に付与するために、国際条約に調印することができる。
（6）アメリカ諸国間の経済的連帯を支持し、その基本的な生産物、原材料及び生物多様性を保護するあらゆるイニシアティブを支援する。

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