R5年度第2回高認数学問6解説
問6
(1)【中央値、平均値、範囲】
データを小さい順に並べると$190, 192, 192, 198, 198$
中央値は$192$
平均値は$\dfrac{190 + 192 + 192 + 198 + 198}{5} = \dfrac{970}{5} = 194$
範囲は$198 - 190 = 8$
よって、I(中央値)とII(平均値)のみ正しい(①)。
(2)【箱ひげ図、中央値、四分位数】
$9, 10, 11, 12, 12, 14, 15, 16, 17, 17, 20, 21$中央値は$\dfrac{14 + 15}{2} = \dfrac{29}{2} = 14.5$
第1四分位数$\dfrac{11 + 12}{2} = \dfrac{23}{2} = 11.5$
第3四分位数は$\dfrac{17 + 17}{2} = 17$
よって、正しい箱ひげ図は②である。
(3)【分散】
データを小さい順に並べると$4, 6, 8, 10, 12$
分散は$\dfrac{(4 - 8)^2 + (6 - 8)^2 + (8 - 8)^2 + (10 - 8)^2 + (12 - 8)^2}{5}$
$= \dfrac{(-4)^2 + (-2)^2 + 0^2 + 2^2 + 4^2}{5} = \dfrac{16 + 4 + 4 + 16}{5} = \dfrac{40}{5} = 8$
(4)【相関係数と相関関係】
① 相関係数を$r$とすると、$-1 < r < 1$である。(正しい。○)② 相関係数が0に近いほど、相関係数は弱くなる。(正しい。○)
③ 相関係数が1に近いとき、強い正の相関関係がある。(正しい。○)
④ 相関係数が$-1に近いとき、強い負の相関関係がある。(よって、誤っている。×)
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