中国と私。
1 中学生の頃の思い出
中学生の頃、同級生からの影響で三国志が好きになった。ゲームの三国志(光栄)、漫画の三国志(横山光輝)、小説の三国志(吉川栄治)に夢中になった。
最初に中国に興味を持ったきっかけだった。
2 大連留学時代
20代半ばに、中国語を習得したくなり、海外留学に対する憧れも手伝って、大連に語学留学した。病気のせいで3か月しか滞在できなかったけど、今では良い思い出だ。
大連は美しい都市だった。出会った人々は、みな優しくて親切な人ばかりだった。
留学したのは、英語がしゃべれないというコンプレックス克服が一番の目的だった。
中学高校大学と勉強してしゃべれないのには理由があるはずで、留学で何か外国語をマスターすれば、壁を越えられると思ったからだった。
当時は、外国語をペラペラしゃべることに憧れを抱いていた。
語学を、就転職で役立つものとしか考えていなかった。
その後、日中関係が悪化したり、中国の抱える様々な問題を知ったりして、中国を好きになったのは間違いだったのではないかと思うようになった。
中国語を勉強するよりも、やはり英語をもっと勉強すべきだったのではと思うようになった。
3 皇后様の御言葉
「私たちは,複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。人と人との関係においても。国と国との関係においても。」
最近、病院の待合室でたまたま読んだ雑誌で、上記の皇后様の御言葉を知った。
本当に美しい御言葉だと思った。
大学で政治学を学んだのは間違いではなかったと、そして、中国に興味を持ったのは間違いではなかったと気付かされた。
4 中国を冷徹に分析せよ
中国は大陸の大国だ。中国を軽視し中国人を蔑視する人もいるが、そのような考えは危ういと思う。
広大な国土と、13億の人口を擁し、経済は発展し、有人宇宙船を打ち上げるだけの技術力もある。
国連安保理常任理事国であり、今後ますます政治大国として台頭するだろう。
そして、核保有国だ。
日本は、海洋覇権国家アメリカの同盟国だが、核を持たない国だ。
日中関係や中国のことを、冷静に分析する必要があると思う。
いたずらに国民感情を悪化させ、対中政策の自由度を狭めてはならない。
国際政治は血も涙もない世界なのだから。