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そして最後に個人事業主としての意地だけが残った。

1 行政書士資格の返上

 以前別記事で言及したけれど、結局予定通り今月末で行政書士資格を返上しようと思う。
ちょうど開業後1年の区切りのタイミングである。
・個人事業主としての意地、行政書士としての意地、そしてこのブログ。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/07/httpstanakah17191928.html

正直に言えば、ブログに対する熱も以前ほどないので、結局最後に残ったのは個人事業主としてのささやかな意地だけである。

2 この記事を書く理由

 せっかく行政書士の資格登録をしたのに1年で辞めてしまうなんて、何を考えているのか分からないと思われるかもしれないし、単純に商売に失敗したのかと思われるだけかもしれない。

行政書士資格返上は、自分なりにそれなりに考えた結論であるので、将来士業での独立を夢見る方々あるいは現在も士業として格闘している方々、その他士業に多かれ少なかれ興味がある方々の参考のために、せっかくブログを運営しているのでここに私見を記述しておこうと思う。

3 僕はやはり営業が苦手なのかもしれない

 単純に商売に失敗したという意見に対しては特に反論できない。
月々1万円足らずの会費負担が割に合わなく感じるのは、逆から言えば、それだけの会費負担に相当する価値がある資格をうまく活用して、会費負担以上の売上さえ確保する能力がなかっただけである。

一応行政書士会の名誉のために念のため一言付言しておくけれど、行政書士会費は他の士業の会費と比べればリーズナブルであるし、行政書士会に所属するメリットを考えれば法外に高いと難癖をつけるべきものでもない。

ただ、(政治)経済学的に考えれば、このような資格制度による規制自体が全般的に悪であり、この世のほとんど全ての資格は一旦、業務独占をなくして名称独占資格にでもしてリセットするべきだというのが私見なのだけれど、それはまた別の話。

4 それでも行政書士を選んでよかったと思う

 以前別記事で、司法試験を病気であきらめたり、司法書士試験を途中であきらめた経緯を書いたけれど、紆余曲折の人生のせいで結局このような道をたどることになったけれど、結果的には最善の選択になったような気がする。

あくまで司法試験や司法書士試験にこだわっていたならば、膨大な時間やお金という資源を投入して運よく合格できたとしても、事務所就職できるかどうかさえ分からないし、就職できたとしてもブラック事務所でいろいろすり減らした挙句に、独立して失敗というコースをたどったような気がする。

弁護士だったら会費負担が重くて独立すらできずに、退職後そのまま資格返上というコースをたどったかもしれない。
「もし」とか「たら」とか「れば」とか、あまり仮定のうえでの話をしても仕方がないので、以降は実際に経験したうえでまとめた私見を書きたいと思う。

5 個人事業主としての延命措置

 わざわざ資格を返上して、月々1万円足らずの会費を節約して、結局のところ何をしたいのかと言えば、個人事業主としての延命措置に過ぎない。
1日でも長く個人事業主を続けたいので、経費を徹底的に削減したい、コストを極小化したいのである。

行政書士資格がないとできない本来業務の受注受託がないのであれば、このタイミングで資格を返上した方がよいと判断した。
地元における見守りサービスの普及という大義名分を捨てる理由としては、あまりにも個人的な利益のみ重視しての結論に見えるかもしれないけれど、実はそれに代わるより自分らしい大義名分も考えている。

6 見守りサービスの普及について

 見守りサービスについては、事業自体の価値は時代のニーズに合った重要なものではあるけれど、僕が行政書士として提供する意味があまりないという結論に至った。
興味がある人は検索して調べてみるといいけれど、見守りサービスやそれに類似したサービスが様々な主体によって提供され、そのような社会基盤、社会資本は時代に沿って整備されつつある。

もう正直に言うけれど、行政書士が月に数回の見守りサービスを提供するよりも、毎日弁当を宅配するサービスの方がリーズナブルで有益有用だろう。
自分が消費者なら、他のサービスを併用しつつ宅食サービスを選択すると思う。
自分に万が一のことがあったときには相続人(通常は息子や娘)に連絡してもらえるよう、見守りサービス業者等に通知なり登録なりしておけばよい。

相続人がいなければ、司法書士あるいは少し奮発して弁護士にでも後のことを託せばよい。
相続人がいないのであれば、死後の事務処理費用及び報酬を支払った後に、いくら財産が残っても意味がない。
弁護士に依頼して報酬が多少高くついても、別に構わないだろう。

7 それでも個人事業主を続ける理由

 起業当初の大義名分がなくなったのであれば、何故いまだに個人事業主であることにこだわるのかと言えば、個人事業主としてどこまでできるかいつまで続けられるか、新しい働き方をどこまでいつまで実践できるかという個人的な挑戦である。

世の中には、学校や会社に行くことができない方々がたくさんいるようである。
かく言う私自身、学校があまり好きではなかったし(勉強自体は好きだったけれど)、会社に行くのもすごく苦痛だった(会社に行ってしまえば業務に集中することはできたけれど)。

そういう人たちに対して昔は、みんなと違う、普通でないと誹謗中傷されるような社会だったし、今もまだそのような空気、雰囲気を完全に払拭できていないと思う。
「学校や会社に行くのがつらいなら別に行かなくてもいい」という意見が、今ようやく市民権を確立しつつあるけれど、学校や会社に行かないことを選択するのであれば、そこから先の未来を切り開く方途、方策、道筋を示す必要がある。

8 「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね。」

 学校や会社に行くのもつらいけれど、行かない道を選んだとしても、人生は別の苦悩をちゃんと用意してくれている。
極論すれば、何も考えずにみんなと一緒に同じように、学校や会社に行って、空気だけ読んで必要最小限のことだけしている方が、よほど楽かもしれない。

それでも僕は、学校や会社に行くことができない方々に、「学校や会社に行くのがつらいなら別に行かなくてもいい」と言いたいし、言える人間であり続けたい。
学校や会社に行かないのなら、一体どのような人生を歩むことができるのだろうか。

範を示す、などとおこがましいことを言いたい訳ではない。
これは僕自身の人生のテーマであり続けてきた問題である。
僕は人生の中編ともいえる今、大げさに言えば人生をかけて、このテーマに対して自分なりの結論を、私見であると胸を張って言える真理を発見したいと、今はただそれだけを望んでいる。

スタンダードな解法にこだわる必要はない、人生には別解が無数にある、理論的にもそして現実的にも。

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