個人事業主としての意地、行政書士としての意地。
1 3か月間、何を考えていたか
・介護のパートで学んだこと。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/03/blog-post_12.html介護のパートを辞める際、同僚たちに理由を聞かれたときには「本業の方で稼ぎたいという気持ちが強くなった」という主旨を説明していた。
もしかすると、お金儲けを優先するために辞めると思われたかもしれないけれど、実際はその逆で、本業の方がうまくいくかまだ分からない状況だったので、週に数日のパートを続けた方がその分だけ収入を確保できるので、収入のことを考えればパートを続けた方がよかった。
それなのになぜパートを辞めたのかと言うと、やはり「本業の方で稼ぎたかった」からである。
2 0を1にする試み
本業の収入が0だったので、それを何とか1にしたかったのだ。いくらパートなどの副業で生活できたとしても、本業が0のままでは起業した意味が全くないというか、会費を払う分だけ損するだけでバカみたいではないか。
0を1にすることができれば、それをもう一回繰り返せば、1+1=2にすることができるし、何回も繰り返せば、1×100=100にすることができる。
自己啓発系の本やブログでよく言われることだけれど、0のまま1を足す方法も見つけられなければいくら続けても永遠に0のまま、100を掛けても0のままである。
お金、収入の問題というよりも、意地の問題である。
さらに言えば、行政書士というよりも、個人事業主として1円でもいいので稼いでみたかったのである。
3 0を1にすることはできた
結論を先の述べれば、0を1にすることはできた。最初は、クラウドワークスで内職を中心に、昼夜土日祝日関係なく作業をしまくって、ようやく合計数千円を振り込んでもらうことができた。
次に、クラウドワークスで知り合った起業チームから請け負った作業により、1万円以上の報酬を振り込んでもらうことができた。
ただ、ここまでやってクラウドワークスでどの程度稼ぐことができるか、感覚的に分かるようになってきた。
数円とか数百円の内職をやるぐらいなら、割り切ってパートの仕事でもした方が効率的にも精神的にもよい。
そして、月に数万円を稼ぐことができる継続的な仕事を受注するのは、エンジニアやデザイナーなど特別なスキルがないとなかなか難しい。
ただ、クラウドワークスでの試みはもうしばらく続ける予定なので、まだ最終的な結論は書けないけれど、脈があると思えば収入源の一つとして続けるし、そうでなければやめようかと思う。
4 起業チームとの出会い
現在も続けているのだけれど、クラウドワークスが縁で知り合った起業チームに参加している。最初に受注した作業は、成果物に対して時給換算で支払ってもらったけれど、4月からはメンバーとして参加している。
報酬は起業の帰趨に左右されるので、平たく言えば一種のギャンブルに過ぎないのだけれど、個人的な趣向で参加を決意し今も続けている。
起業の内容は詳述しないというか、できないけれど(プロジェクトの内容は今後も二転三転する可能性さえある)、東京の若くて優秀な弁護士などの法律家を中心とするリーガル・チームと、やはり若くて優秀なエンジニアを中心とするエンジニア・チームが協力して、法務系アプリ・システムを構築しようというものだ。
僕の個人的な経歴を述べれば、県外の大学の法学部まで進学したのに、その後は田舎の市役所や名古屋の不動産屋で法律知識を多少役立てることができた程度で、30代からはエンジニアを目指して法律とはあまり関係ない技術の勉強ばかりしてきた。
40歳になって行政書士として開業し、偶然の出会いだったけれど東京の優秀な法律家たちと法律の仕事ができるのは、インターネット時代だからこその奇跡だと思う。
この起業チームに協力するのも、お金のためというよりも、もはや意地の問題である。
5 結論は、意地ではなく合理性で判断する
・やってみないと分からないこと。:https://tanakah17191928.blogspot.com/2018/07/blog-post_86.htmlただ、行政書士登録したのは、個人事業主あるいは法律家としての意地ではなく、見守りサービスを起ち上げるうえで、資格の信用力が必要ではないかという計算があった。
なので、他の仕事で個人事業主として収入が得られたとしても(現状はそれさえ不十分だけれど)、見守りサービスで収益を計上できないのであれば、行政書士という資格など何の意味もない。
見守りサービスが現状のまま不振が続くのであれば、行政書士は未練なく廃業しようかと考えている。
クラウドワークスなどでの仕事の受注が芳しくなければ、個人事業主としての仕事も副業として割り切ってしまおうかと考えている。
起業の敗因分析など、つまらない結果論にしかならないので、今はまとめるつもりはないけれど、いくらでもそれらしい理由を羅列して分析することはできるので、時間が経過し気が向いたら、書くかもしれないし書かないかもしれない。
6 ブログについて
このブログはしばらくの間、このような日記的な雑記録にしていこうかと思う。また記事がたくさん貯まった頃に、現在の「政治経済」や「教育」ラベルのように、カテゴリー分類でもして整理して、ブログの新しい方向性を模索してみようかと考えている。
ブログを書くこと自体は好きなので、何らかの方向性で続けることになると思う。
結局、何事も好きなことなら続けられるのである、過分の費用さえかからなければ・・・