言うに及ばず。
勉強が好きな中学生だった。
理由はよく分からなかったけれど、勉強すれば褒められた。
よく勉強する高校生だった。
理由はよく分からなかったけれど、大学でかけがえのないものを見つけられると信じていた。
学問に憧れる大学生だった。
学問や研究に価値があることは分かったけれど、自分が追究するべきものは学校の外にあると直感した。
社会に出てから僕は何かを探し続けてきたけれど、今はもう自分が何を探していたのかも分からなくなった。
そうして描かれた人生の軌跡を顧みて気付くのは、日々繰り返される出会いや別れが偶然に過ぎないということである。
こんなことを理解するのに20年以上も時間がかかったけれど、こんなことを人に伝えても当たり前だとバカにされるだけだろう。
父は亡くなる前に人生の意味を僕に問うたけれど、僕は答えられなかった。
父の質問に答えられなかったのは、これが最初で最後となった。
しかし、父は亡くなる直前に、きっと悟ったに違いない。
それは恐らく、問うに及ばない問いである。
そして、答えるに及ばない問いである。
・この記事を英語で読む。
理由はよく分からなかったけれど、勉強すれば褒められた。
よく勉強する高校生だった。
理由はよく分からなかったけれど、大学でかけがえのないものを見つけられると信じていた。
学問に憧れる大学生だった。
学問や研究に価値があることは分かったけれど、自分が追究するべきものは学校の外にあると直感した。
社会に出てから僕は何かを探し続けてきたけれど、今はもう自分が何を探していたのかも分からなくなった。
そうして描かれた人生の軌跡を顧みて気付くのは、日々繰り返される出会いや別れが偶然に過ぎないということである。
こんなことを理解するのに20年以上も時間がかかったけれど、こんなことを人に伝えても当たり前だとバカにされるだけだろう。
父は亡くなる前に人生の意味を僕に問うたけれど、僕は答えられなかった。
父の質問に答えられなかったのは、これが最初で最後となった。
しかし、父は亡くなる直前に、きっと悟ったに違いない。
それは恐らく、問うに及ばない問いである。
そして、答えるに及ばない問いである。
・この記事を英語で読む。
