等式とてんびん
今回は、等式について話すことになると思います。
さて、電気の法則、オームの法則について。
$V = RI$
とりあえず、これだけ覚えればよいと私は言いました。
しかし、電気の資格のテキストにせよ、学校の理科の教科書や参考書にせよ、場合によっては、次の二つの式が書かれているかもしれませんね。
$I = \dfrac{V}{R}, \; R = \dfrac{V}{I}$
V = RIだけ覚えればいいと言ったのに・・・うそつき!
・・・と言う人もいるかもしれません。
確かに私は嘘つきかもしれませんが、V = RIだけ覚えればよいと言ったのは決して嘘ではありません。
説明しましょう。
まずは、等式について。
=(イコール)は、左辺と右辺が等しいという意味です。
左と右が等しいというロジックです。
学校で方程式を勉強したと思います。
方程式は、学校の教科書では、文字を使った等式であると説明されます。
V = RIは、方程式の一種と言うこともできます。
等式について説明する際によく使われるたとえは、学校の理科で使ったてんびんです。
何かの物体の重さを量るとき、それを一方に乗せ、他方に分銅を乗せていく。
つり合ったとき、乗せた分銅の重さが、その物体の重さである。
重さが同じだからつり合っているてんびん・・・等式の理解はそんなイメージでよいと思います。
さて、電気の法則、オームの法則について。
$V = RI$
とりあえず、これだけ覚えればよいと私は言いました。
しかし、電気の資格のテキストにせよ、学校の理科の教科書や参考書にせよ、場合によっては、次の二つの式が書かれているかもしれませんね。
$I = \dfrac{V}{R}, \; R = \dfrac{V}{I}$
V = RIだけ覚えればいいと言ったのに・・・うそつき!
・・・と言う人もいるかもしれません。
確かに私は嘘つきかもしれませんが、V = RIだけ覚えればよいと言ったのは決して嘘ではありません。
説明しましょう。
まずは、等式について。
=(イコール)は、左辺と右辺が等しいという意味です。
左と右が等しいというロジックです。
学校で方程式を勉強したと思います。
方程式は、学校の教科書では、文字を使った等式であると説明されます。
V = RIは、方程式の一種と言うこともできます。
等式について説明する際によく使われるたとえは、学校の理科で使ったてんびんです。
何かの物体の重さを量るとき、それを一方に乗せ、他方に分銅を乗せていく。
つり合ったとき、乗せた分銅の重さが、その物体の重さである。
重さが同じだからつり合っているてんびん・・・等式の理解はそんなイメージでよいと思います。
もし、つり合っている状態から、一方にだけ何か余分に乗せると、バランスが崩れてしまう。
しかし、両方に同じだけ乗せるのであれば、バランスは崩れない。
逆から言えば、両方に同じことをするのであれば、何をしてもよいと言うこともできる。
同じように考えれば、$V = RI$という等式は、$I = \dfrac{V}{R}$にも、$R = \dfrac{V}{I}$にも変形できるのです。
$V = RI$
$RI = V$
$RI \div R = V \div R$
$I = \dfrac{V}{R}$
$V = RI$
$RI = V$
$RI \div I = V \div I$
$R = \dfrac{V}{I}$
・原案:等式について(オンライン補習塾 from 東三河)
しかし、両方に同じだけ乗せるのであれば、バランスは崩れない。
逆から言えば、両方に同じことをするのであれば、何をしてもよいと言うこともできる。
同じように考えれば、$V = RI$という等式は、$I = \dfrac{V}{R}$にも、$R = \dfrac{V}{I}$にも変形できるのです。
$V = RI$
$RI = V$
$RI \div R = V \div R$
$I = \dfrac{V}{R}$
$V = RI$
$RI = V$
$RI \div I = V \div I$
$R = \dfrac{V}{I}$
・原案:等式について(オンライン補習塾 from 東三河)