第165条【徴収費用の負担】、第166条【相殺】、第167条【統合歳入基金による負担】

第６章【行政部】

第165条　各州は各会計年度について、本章第１部のCの規定又は国民議会の法律の規定により、その州に全部又は一部が納付される租税公課の徴収のために連邦が負担した支出のうち、その会計年度についてその州が受け取った公租公課の利益の割合に応じた金額を、連邦に納付するものとする。

第166条　本章第１部のCの規定により連邦が州に対して支払う必要のある金額は、連邦の当該州に対する貸付金について、その州から連邦に対して支払うべき金額と相殺することができる。

２　本条第１項により付与された相殺の権利は、貸付金について連邦に支払われる金額に関し、連邦の他の権利を害するものではない。

第167条　本章第１部のCの規定により連邦が州に対して支払う必要のある金額は、連邦の統合歳入基金の負担とし、州が連邦に対して支払う必要のある金額は、当該州の統合歳入基金の負担とする。