第172条【行動規範】、第173条【公務員の年金】、第174条【検事総長の権限】

第６章【行政部】

第172条　連邦の公務員は、行動規範を遵守し、これに従わなければならない。

第173条　この憲法の規定に従い、連邦の公務員が年金又は謝礼を受ける権利は、法律でこれを規制する。

２　本条第１項に係る法律に従って権利を有する利益については、行動規範を含む法律の下で許される範囲を除き、その者の不利益に保留又は変更してはならない。

３　年金は５年、又は連邦公務員給与の見直しと共に、いずれか早い時期に見直されるものとする。

４　連邦の公務に従事したことに関する年金は、課税されない。

第174条　連邦検事総長は、以下の権限を有する。

（a）ナイジェリアの軍法会議以外の裁判で、国民議会の法律に基づく犯罪について刑事手続を開始すること。

（b）他の官憲又は個人により提起された刑事手続を引き継ぐこと。

（c）自ら又は他の官憲若しくは個人によって定期された刑事手続を、判決が下される前の段階で中止すること。

２　本条第１項に基づき連邦検事総長に与えられた権限は、検事総長が自ら又はその部局の職員により行使することができる。

３　本条に基づく権限を行使する際に、連邦検事総長は、公共の利益、正義、法的手続の濫用を防止する必要性を考慮しなければならない。