第185条【州知事宣誓】、第186条【州副知事】、第187条【州副知事の指名と選挙】
第６章【行政部】
第２部【州政府】
A【州知事】
第185条 州知事に選出された者は、この憲法の定めるところにより、自己の資産及び負債を申告し、この憲法の別表７に定める忠誠の誓い及び就任の宣誓を行い、これに署名しなければ、その職務の執行を始めることができない。
２ 忠誠の誓い及び就任の宣誓は、州裁判所長官、州イスラム法控訴裁判所大法官、州慣習法控訴裁判所長官、又はそのために任命された者が執り行うものとする。
第186条 連邦の各州に副知事を置く。
第187条 本章第２部前条まで規定が関係する選挙において、州知事の選挙の候補者は、州副知事に就任する予定の候補者を指名しなければ、有効に指名されたとはみなされない。その州知事の候補者が、前条までの規定に従って州知事に正当に選出された場合、その州副知事に指名された候補者は州副知事に正当に選出されたものとみなす。
２ 本章第２部のAの規定のうち、被選挙権、任期、被選挙権の喪失、資産及び負債の申告、宣誓に関する規定は、州知事を州副知事と読み替えて、州副知事にも適用するものとする。