第197条【委員会】、第198条【議長及び委員の任命】、第199条【委員の任期】

第６章【行政部】

第197条　連邦の各州のために、以下の機関を置く。

（a）州公務委員会

（b）州独立選挙管理委員会

（c）州司法公務委員会

２　本条第１項によって設置された各機関の構成及び権限は、この憲法の別表３第２部の記載のとおりである。

３　州政府が支配的株式又は持分を有する特殊法人あるいは企業の取締役会及び委員会、並びに大学、その他の高等教育機関の理事会の議長及び委員を任命する場合、州知事はこの憲法の第14条第４項の規定に従わなければならない。

第198条　職権による場合又はこの憲法に他の規定がある場合を除き、前条の機関の議長及び委員は、この憲法の規定に従って州知事が任命し、その任命は州議会の決議による承認を得なければならない。

第199条　前条までの規定により設置された機関の委員である者は、以下の場合にはBの規定に従って、引き続きその委員であるものとする。

（a）職権による委員については、当該委員がその職務を執行している期間。

（b）従前その職務を執行していたことを理由に委員となった者については、その生涯の期間。

（c）職権により又は従前その職務を執行していたこと以外の理由により委員となった者については、その任命の日から５年間。

２　機関の委員は、その委員でなかった場合には当該委員として任命される資格を喪失する事情が生じた場合、委員でなくなるものとする。