第206条【公務員】、第207条【州公務委員会】、第208条【州知事による任命】
第６章【行政部】
第２部【州政府】
C【州の公共サービス】
第206条 連邦の各州に公務員を置く。
第207条 州公務委員会は、この憲法の規定に従い、州知事の承認を得て、適当と認める条件によって、この憲法により与えられた権限を、州の公務員に委任することができる。
第208条 本条が適用される役職者に就任する者を任命し、任命された者を解任する権限は、州知事に属する。
２ 本条が適用される役職者は以下の者である。
（a）州政府の長官。
（b）州政府の公務員の長。
（c）州政府の各省庁の事務次官又はその他部局長（その指名方法を問わない）。
（e）州知事の私設職員。
３ 州の公務員の長の任命は、州又は連邦の公務員である事務次官又はそれに準じる者の中から選任するものとする。
４ 本条に基づく任命権を行使する際に、州知事は当該州内の人々の多様性及び国民統合を促進する必要性に配慮するものとする。
５ 本条第２項（a）及び（d）に基づく任命は、州知事の意向によるものであり、州知事が辞職したときに終了する。
ただし、連邦又は州の公務員から任命された者は、州知事がその地位を失ったとき、連邦又は州の公務員に復帰する権利を有するものとする。