第30条【公民権の剥奪】
第３章【公民権】
第30条 大統領は、出生又は登録によるナイジェリア国民以外の者が、帰化後７年以内に３年以上の収監を受けたと認めた場合には、その公民権を剥奪することができる。
２ 大統領は、出生によるナイジェリア国民以外の者が、裁判所又はその他裁判の訴訟記録、あるいは大統領の定める規則に則った正当な調査の上で、以下のとおり認められた場合には、その公民権を剥奪する。
（a）ナイジェリア連邦共和国に対して不誠実であることを行動や言論で示した者。
（b）ナイジェリアが関与していた戦争中に敵と不法に取引した者、又は当該戦争においてナイジェリアの敵を助けるような方法で行われていたと大統領が思料する事業に従事した者、又はナイジェリアの国益を侵害して、あるいはその意図で敵と不法に連絡を取った者。