第312条【最初の選挙】、第313条【歳入配分制度】、第314条【債務】
第８章【連邦首都地区Abuja及び一般的補足】
第３部【経過規定及び救済規定】
第312条 本条の施行日の直前に有効であった法律に基づき連邦のために設置された選挙管理委員会は、この憲法の規定によって設置された独立国家選挙管理委員会の職務を執行する責任を負う。
２ この憲法の施行前に、この憲法の施行日の直前に有効であった法律の規定により、この憲法に規定する役職に選出された者は、この憲法によりその役職に正当に選出されたものとみなす。
第313条 連邦と州、州間、州と地方自治体議会、州の地方自治体議会間の歳入配分制度を定めるための国民議会の法律ができるまで、1998年１月１日から1998年12月31日までの会計年度に存在した歳入配分制度は、この憲法の規定に従って、本条の施行日以降も引き続き適用されるものとする。
ただし、この憲法に基づき、連邦政府から州、州から地方自治体議会へ権能が移管された場合、その権能に関する予算も、州あるいは地方自治体議会に移管されなければならない。
第314条 本条の施行日の直前に、連邦の歳入及び資産又は州の歳入及び資産に課された連邦又は州の債務は、本条の施行日以降、引き続きそのように課されるものとする。