第37条【プライバシー】、第38条【思想、良心、信教の自由】
第４章【基本的権利】
第37条 国民のプライバシー、家庭、通信、電話上の会話及び電信は、ここに保障し保護する。
第38条 すべて人は、宗教又は信念を変更する自由を含む、思想、良心及び宗教の自由、並びに、信仰、教育、実践及び遵守において自己の宗教又は信念を表明し伝える自由（単独で又は他者と共同して、公的又は私的に）の権利を有する。
２ 教育機関に通う者は、宗教上の指導を受けたり、宗教上の儀式や行事が自らの宗教以外あるいは親や保護者により承認されていない宗教に関係する場合に、当該宗教上の儀式や行事に参加することを要求されることはない。
３ いかなる宗教的コミュニティ又は宗派も、そのコミュニティ又は宗派の生徒のために、そのコミュニティ又は宗派によって完全に維持されている教育の場で、宗教的指導を行うことを妨げられてはならない。
４ 本条のいかなる規定も、秘密結社を結成し、その活動に参加し、又はその構成員となる権利を与えるものではない。