第134条【一時的な在任期間中の大統領権限の行使】、第135条【大統領の決定】、第136条【大統領選挙】

第９章【行政部】

第２部【大統領及び副大統領】

第134条　以下の期間、大統領の地位にある者又はこの憲法の規定により大統領の権限を有する者は、第２項に規定する大統領の権限を行使することはできない。
（a）大統領選挙の最初の投票日から、新たに選挙された大統領が就任するまでの間。
（b）大統領が不在若しくは能力を喪失している間、又は第147条第３項に規定するその他の場合。
２　第１項に規定する権限は、以下のとおりである。
（a）上級裁判所の裁判官の指名又は任命。
（b）この憲法又は法律が大統領の任命を要件とするその他の公務員の指名又は任命。
（c）閣僚及びその他の国家公務員の指名、任命又は解任。
（d）高等弁務官、大使、外交官又は領事代理の指名、任命又は解任。
（e）恩赦の権限。
（f）国民及び共和国の名において栄誉を授与する権限。

第135条　この憲法に基づく大統領の職務の執行に関する大統領の決定は、文書によるものとし、大統領の印章及び署名を付さなければならない。

第136条　大統領は、この憲法及び大統領の選挙を規制する議会の法律に従って実施される国政選挙において、有権者の選挙によって選ばれるものとする。
２　大統領の選挙は、以下の場合に実施される。
（a）５年毎の８月の第２火曜日である議会議員の総選挙と同じ日。
（b）第146条に規定する状況。

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