第223条【追加的歳出】、第224条【カウンティ歳出法案】

第12章【財政】

第５部【予算及び歳出】

第223条　第２項から第４項までの規定に従い、以下の場合、国家は計上されていない支出をすることができる。
（a）歳出法に基づいて計上された金額が不十分である場合、又は歳出法で金額が計上されていない目的のために支出する必要が生じた場合。
（b）臨時基金から資金を拠出する場合。
２　本条に基づく支出は、第３項に従い、最初の拠出後２か月以内に下院の承認を求めなければならない。
３　議会が第２項に規定する期間内に開会しない場合、又は開会しても承認を求める前に休会する場合、次の開会後２週間以内に承認を求めなければならない。
４　下院が第２項に従って支出を承認した場合、支出された資金の充当のために、歳出法案を提出しなければならない。
５　特定の会計年度において、国家政府は、特別な事情により議会がこれより高い割合を承認した場合を除き、本条に基づいて当該会計年度に議会が計上した金額の、10％を超えて支出することはできない。

第224条　第218条に基づき議会で可決された歳入分割法案に基づき、各カウンティ政府は、議会の法律で定められた形式及び手続きに従って、それぞれ予算及び歳出法案を作成及び採択するものとする。

・ケニア共和国憲法（2010）【私訳】へ戻る。