第29条【人身の自由及び安全】、第30条【奴隷、隷属及び強制労働】、第31条【プライバシー権】
第４章【基本的人権】
第２部【権利及び基本的自由】
第29条 すべての人は、人身の自由及び安全に対する権利を有し、この権利には、
（a）恣意的又は正当な理由なく自由を奪われない権利が含まれる。
（b）緊急事態の場合を除き、裁判を受けずに抑留されない権利が含まれる。ただし、緊急事態の場合、抑留は第58条に従って行う。
（c）公私ともにいかなる形態の暴力も受けない権利が含まれる。
（d）肉体的又は精神的にいかなる方法の拷問も受けない権利が含まれる。
（e）体罰を受けない権利が含まれる。
（f）残酷で非人道的又は品位を傷つけるような方法で処遇又は処罰されない権利が含まれる。
第30条 何人も、奴隷にされ又は隷属させられてはならない。
２ 何人も、強制労働をさせられてはならない。
第31条 すべての人は、以下の権利を含む、プライバシーの権利を有する。
（a）身体、住居又は財産を捜索されない権利。
（b）所有物を押収されない権利。
（c）家族又は私的な事柄に関する情報を不必要に要求又は暴露されない権利。
（d）通信の秘密を侵害されない権利。