第204条【勤務条件】、第205条【政治職の兼任禁止】、第206条【議会による地方政府に関する法律の制定】
第11章【地方政府】
【一般規定】
第204条 議会は、以下の者の勤務条件を決定する際に、県議会が従うべき指針を定めるものとする。
（a）地域議会議員
（b）県業務委員会及びその委員会の委員。
第205条 何人も、常勤の場合、以下の政治職を兼任してはならない。
（a）政府及び地方政府の業務における政治職。
（b）上位の地方政府及び下位の地方政府の業務における政治職。
２ 本条において「政治職」とは、大臣、議会議員若しくは地域議会議員の職又は議会の定めるその他の職を意味する。
第206条 この憲法の規定に従い、議会は、本章の規定の実効性を確保するため、地方政府に関する法律を制定するものとする。
２ 本条第１項の一般的な効力を損なうことなく、議会は、以下の法律を制定することができる。
（a）地方政府が設置する政治職の数を制限すること。
（b）地域議会がその管轄区域の管理のために、法律、規則及びその他の文書を制定することを可能にすること。
（c）県単位で運営されている政府制度を、適切な修正を加えて、下位の地方行政単位に適用することを求めること。