第29条【良心、表現、移動、宗教、集会及び結社の自由の保護】、第30条【教育に対する権利】、第31条【家族の権利】

第４章【基本的人権並びにその他の人権及び自由の保護及び推進】

第29条　全ての者は、以下の権利を有する。

（a）言論及び表現の自由。報道及びその他のメディアの自由を含む。

（b）思想、良心及び信条の自由。教育機関における学問の自由を含む。

（c）宗教を信仰し、その信仰を表明する自由。この憲法に適合する方法で宗教団体又は組織に所属し、その信仰に参加する権利を含む。

（d）集会し、平和的かつ非武装の状態で他の者と共にデモを行い、及び請願する自由。

（e）結社の自由。労働組合並びに政治的及びその他の市民的組織を含む団体又は組合を結成し、及びこれに加入する自由を含む。

２　全てのウガンダ国民は、以下の権利を有する。

（a）ウガンダ国内を自由に移動し、ウガンダのいかなる地域にも居住及び定住する権利。

（b）ウガンダに入国し、ウガンダから出国し、及びウガンダに帰国する権利。

（c）旅券又はその他の旅行書類に対する権利。

第30条　全ての者は、教育に対する権利を有する。

第31条　18歳以上の男女は、婚姻する権利を有し、以下の権利を有する。
（a）家族を形成すること。
（b）婚姻中及びその解消に際して、同等の権利を有すること。

２　議会は、寡婦及び寡夫が死亡した配偶者の財産を相続し、その子どもに対して親権を行う権利を保護するために、適正な法律を制定するものとする。
2A　同性間の婚姻は禁止される。

３　婚姻は、両性の自由な合意によって成立する。

４　子どもの監護及び養育は、親の権利及び義務である。

５　子どもは、法律の定めるところによらなければ、その家族又は養育の権利を有する者の意思に反して、これを引き離すことはできない。